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最終更新日:2021年2月5日
公開日:2021年2月4日

皆様いつもご覧いただき、ありがとうございます。

《不動産仲介手数料が無料もしくは割引》不動産流通システム【REDS】の坂本です。

 

私の身に起こった、物件の囲い込みに似たようなケースがありましたので少しお話させていただきます。

 

先月、都内の戸建て(大手不動産仲介会社 担当の物件)を私のお客様にご案内させていただきました。

お客様には物件を見ていただいて、リフォーム費用は掛かりそうでしたが、立地を気に入っていただけました。

しばらく売却ができていない様子でしたので価格交渉が出来ないかと物件担当者に交渉の申し入れをさせていただいたところ、売主様に相談をすることなく、その場で全く下がりませんと愛想無く断られてしまいました。

買主様には残念でしたが、その時はそのままお伝えする事しかできませんでした。

 

その週末、その会社のホームページを見ると物件価格が80万円値段が下がっており、2週間後の現在では更に240万円値下がりしておりました。2週間で物件価格が320万円値下がりしていることになります。

今となって思うことは、物件担当の仲介会社が両手仲介をしたいため、他社のお客様には積極的に紹介したく無い、かといって公に囲い込みができないので紹介だけはするといった事ではないでしょうか。

買主様もあきれている様子でしたが、今回、最も大きな損害を被っているのは売主様ということになります。

当社のお客様から値引きの申し入れについて、物件担当者から売主様に報告をしていないと思います。報告をしていれば、値段をその時に下げていただけていたと思います。

恐らく、物件の担当者から売主様への報告は、「価格が高くて売れないので価格を下げましょう」といった内容お伝えして、売主様が価格の値下げに踏み切ったものだと思います。

そうすることで、直接、自社で購入のお客様の集客ができると思ったのだと思います。

 

私のお客様は、200万円下がれば購入したいといったお客様でしたが、交渉を断られたことで購入に対するテンションが落ちてしまいました。

 

不動産仲介業者が両手仲介(会社利益優先)にこだわるあまりに、売主様が正確な情報を共有されないまま値段を下げ続けている現状です。悲しい現実ですが、いまだに顧客(売主様・買主様)の信頼を裏切る行為をする不動産会社は少なからず存在しており、中小企業に限った話ではありません。

 

会社の利益最優先で取引を行う慣習が無くならない限り、不動産流通の正常化はされないと常々思っております。

その為にも、弊社の仲介手数料システムを売主様。買主様にもっと広く認知していただくことが私たち【REDS】の務めだと思っております。

 

これからも引き続きのご愛顧よろしくお願いいたします。

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