REDSエージェント、宅建士の下山聡です。

 

気になった物件を不動産会社に内覧の案内してもらう際、どの不動産会社でも店舗から営業マンの車で送迎するのが当たり前です。私自身、REDSに入る前の会社では、ご案内の際に必ず、社用車でお客様を送迎して、多数の物件を回ってお見せしていました。案内の前日には、物件を全て下見して、どうすればその物件が魅力的に見えるのか、何度も物件の周りを車で走りながら最短ルートを組んでいました。

 

しかし、弊社REDSではお客様を社用車で送迎するサービスはやっておりません。物件の内覧にお客様をご案内する際は、ほとんどが現地集合・現地解散です。

 

家を見ながら歩く二人

(写真はイメージです)

 

現地集合・現地解散の理由は、仲介手数料を無料や割引にてお客様へ還元するために行っている経費削減の一環でもあるのですが、それだけにとどまりません。実は、お客様に大きなメリットがあると私は考えています。

 

現地集合・現地解散と、社用車での送迎を比較してみましょう。

 

現地集合・現地解散の場合、お客様は最寄り駅から徒歩で物件まで歩くことになります。最寄り駅の商店街などを歩きながらその街を歩く人、街の色、空気の匂いなどを感じることができます。ひょっとしたら好きなコーヒーチェーンやテレビで紹介されて気になっていた飲食店、週末に子供と遊べそうな公園などを見つけることもあるかもしれません。また、地図ではわからない高低差や近道などを発見することができるでしょう。

 

また現地集合・現地解散は、現地に行く前後に店舗で営業マンと打ち合わせをすることがないため、時間短縮になります。

 

一方、社用車での送迎ですが、暑い日でも寒い日でも快適に、最短ルートで連れていってくれます。物件を見た後も、不動産営業マンが事務所でマンツーマンで物件のよいところを話してくれます(話してくれるだけならいいですが、あまり気に入っているわけでもないのにゴリ押しされることもあるかもしれません)。

 

さて、どちらがお客様にとって親切でしょうか? 10年前に比べて、インターネットやスマートフォンの普及はめざましいものがあり、エリアによっては、不動産業者よりもお客様の方が情報を持っている時代です。Googleマップやカーナビを使えば、物件の住所さえわかれば、簡単に現地にたどり着けます。不動産会社の車送迎はマストなサービスではなくなったのかもしれません。

 

不動産を買ってそこに住む可能性があるわけですから、私としては、お客様には最寄り駅から歩いてほしいと考えます。住むのは家だけではありません。その街に住むわけですから、街の雰囲気も好きになれないなら、やめたほうがいいとすらいえます。

 

なので、店舗からの車送迎がないからといって、決して手抜きをしているわけではなく、もっと大切な狙いがあるということをご理解いただければ幸いです。

 

この記事を執筆したエージェントプロフィール

下山 聡

しもやま さとし

4.838件

人生において、一番大きな買い物が不動産です。

その様な大きな買い物をするのは、ほとんど方が初めてです。

(勿論、2軒目、3軒目の方もいらっしゃいますが…)

そんな人たちの不安や心配を私と一緒に少しづつ解消し、歩み、

理想の住まいを手に入れるお手伝いをしていきます。