前回は、夏木桜(はいだしょうこ)と保坂(中野裕太)のストーリーから、保坂の売却物件までを見てきました。今回はさらに、桜と保坂のお話に焦点を合わせながら内容を分析してみたいと思います。

 

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2LDKは同棲カップルに人気の間取り!

 

「ライフスタイルの違う2人が一緒に暮らすためには、空間をきっちり分ければよいのです」

 

万智の言うとおり、空間を確実に分けることができるため 、同棲がうまくいく間取りとして人気の高いのが2LDK。

 

お金のない若いカップルがワンルームで同棲するケースも多いですが、付き合い始めの燃え上っている頃はいいものの、喧嘩をしたときに一人になれる空間がないことで関係が長続きせず、同棲解消となることも少なくないようです。

 

人間づきあいにも、ひいては人生にとっても、間取りはとても重要なのです。

 

最近増えているDINKS世帯(子供を持たない共稼ぎの夫婦)にも2LDKは需要があり、人気を高めています。

 

今回、夏木と保坂が購入を決めた狭小住宅を1階と3階、すなわちフロアで仕切るという方法は、提案力に満ちた仲介でした。

 

この2人がもしもマンションを買ったなら

 

物件の傾向はエリアによってかなり違います

 

3000万円前後で2LDK以上のマンションを探すとなると、実は現在2人が住んでいる中野区でも、同価格帯で築浅の中古マンションが出ていますが、物件数が多くて選択肢が広がるのは江東区、墨田区などの城東エリアです。

 

いずれも夏木の勤め先である六本木までの通勤時間は東京メトロ利用で平均して40分前後です。新築・築浅よりも築30?40年のリノベーション物件が多い印象です。

 

テーコー不動産は桜のマンションの売却も引き受けています。桜のマンションは御茶ノ水のワンルームマンション(5階)です。

 

さて、御茶ノ水周辺の現在売出し中の物件をざっと見てみました。
現在売出し中の物件をざっと見てみると、御茶ノ水周辺の中古マンションはファミリータイプの方が多く、ワンルームは希少性があり、一人暮らしの購入者様も多いため、早期の売却が見込めそうです。

 

なお、周辺の類似物件の売出価格は2,000万円台前半から2,700万円程度の相場です。
売出価格は成約価格ではありませんから、実際にこの価格で売れる保証はありませんが、実際に2,000万円台で売却できる可能性は高いです。

 

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(写真はイメージです。本文の内容とは関係がありません。)

 

2人で購入資金を出し合うのはどうかというと…

 

もし、夏木の自宅が売れた費用を上乗せして、2人で購入資金を出し合い、予算を5,000万円台まで伸ばすことができます。
そうしたら2,980万円の狭小戸建てと言わず、六本木まで通勤しやすい渋谷区、目黒区等のさらに立地のいい都心の駅近2LDKマンションの購入も可能でしょう。

 

しかし、この先2人に何があるかは分かりませんし、またいつ別れるかも分かりません。結婚の約束でもしない限り、資金を出し合って購入するのはやめておいた方がよさそうです。

 

さらにいうと、上記のような提案では中野区弥生町の狭小住宅は売れ残ってしまうかもしれません。そうなると、せっかくの難しい物件販売の機会を損失してしまい、結果的にテーコー不動産新宿営業所が困るという訳です。

 

さて、今回の仲介手数料はいくらくらい?

 

保坂の仲介手数料は?そして両手仲介だとしたら…

 

それでは、保坂が弥生町の狭小住宅(2,980万円)を購入する場合、テーコー不動産はどれくらい仲介手数料を取ることができるか、シミュレーションしてみましょう。

 

法定上限となる一般的な仲介手数料の額は、その物件価格の3%+6万円で計算することができます。

 

2,980万円の3%(89.4万円)+6万円=95.4万円
つまり、保坂がテーコー不動産に払う仲介手数料は、95.4万円。

 

一方、手数料は物件の売主(オーナー)からも得ることができます。

 

そして今回の物件は、現地販売ウィークということで、テーコー不動産が、売主様と専属専任(もしくは専任)媒介契約を結んでいる、会社のプッシュ物件と思われます。

 

売主様と専属専任媒介契約を結んでいる物件は、売れた場合に買主様からだけではなく、売却の依頼を受けた売主様からも報酬を受け、テーコー不動産はダブルで報酬を得ることができます。これを業界用語で両手仲介と呼び、儲けのカラクリでもあります。

 

この取引によるテーコー不動産の売り上げは、95.4万円+95.4万円=190.8万円となります。

 

仲介手数料無料、または半額の場合は…

 

最近では、企業努力によって仲介手数料を半額、もしくは全額無料にすることでお得感を出して、不動産会社間の競争の中、差別化を図っている会社もあります。

 

仮に、保坂が仲介を依頼したのがそういった会社だった場合、支払う仲介手数料は

 

(1) 仲介手数料半額の場合・・・・47.7万円(差額47.7万円)
(2) 仲介手数料無料の場合・・・・0円(差額95.4万円)

となります。金額にして改めて考えるとかなり大きいですね。

 

※今回の仲介手数料の表記は税抜きです。通常は消費税を含む金額を受領します。

 

またしても万智の手腕を間近で目の当たりにすることになった庭野。「家を売る方法を勉強させていただきたい」と同行する庭野を、意外にも万智は追い払いません。

 

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(写真はイメージです。本文の内容とは関係がありません。)

 

(まとめ)
庭野のこの経験が、ドラマ終了までに庭野の中でどう生きてくるのか、それともそんなところは描かれないのか分かりません。

 

ただ、やや単純だけど実直で良心的な庭野が、お客に寄り添う気持ちはそのままに、万智の手腕を吸収して提案力のある営業に成長したら…。

 

もしかしたら彼は、万智をも凌ぐスーパー営業マンになれるのではないかとも思います。

 

一方の万智も、お客様や新宿営業所の営業マンたちとの日々を通して影響を受け、変わっていくのか、それとも変わらずに自分の道を突き進むのか? そこもまた見どころです。

 

(監修:不動産流通システム 高坂拓路)

 

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