REDSエージェント、宅建士の成田です。

 

住まいをお探しのみなさまは、「SUUMO」や「at home」などの不動産物件ポータルサイトで予算や所在地などから「これは」と思われた物件を選び、不動産会社を通じて内覧の申し込みをするというパターンが多いはずです。

 

不動産会社の担当者は事前にその物件や周辺環境などについてリサーチして、お客様に情報提供をするのが仕事。いろいろと調べていくうちに、その物件は「価格以上に優れているなあ」とか「周辺の環境がとてもいいし、生活するのに便利だろうな」などと感じることもありますが、半面「これはマズいんじゃないか」とよくない点が見えてしまうこともあります。

 

住宅に関して話し合う男女

(写真はイメージです)

 

「正直不動産」をモットーとするREDSの場合、物件の良いところも悪いところも包み隠さずお伝えしてお客様の判断に任せることが普通です。さて、ここからが本題ですが、その物件の良し悪しの評価について、不動産会社の担当者からいつの時点でお聞きになりたいですか?

 

案内前でしょうか。それとも案内後でしょうか。
私はお客様を案内する前にその物件の悪いところが分かったときは、必ず先にお知らせしています。

 

お客様より「○○マンションを内覧したい」とご希望があると、まずは売主担当の不動産会社に連絡し、案内依頼を入れるとともにマンションの「重要事項調査報告書」を入手するようにしています。

 

重要事項調査報告書というのは、マンション管理会社が発行しており、管理費や修繕積立金の改定予定や大規模修繕計画の見通し、耐震診断の有無など建物全体に関する維持費や必要費に関する重要項目が記載されています。管理費や修繕積立金に滞納はないか、全体の修繕積立金はどのくらいあるのか、管理組合に借金はないかなど、マンションの現在から未来が読み解ける大事なことが記載されている書類です。

 

案内前に売主担当の不動産会社に送ってもらい、内容を見てマンション全体に問題がなければ、後は現地を見てお客様と一緒に判断すればいいからです。報告書を見た時点で「これはヤバい」と判断したら見に行かなくて済みますし、別の物件を探すほうが正しい選択です。

 

ただ、ほとんどの不動産会社の営業マンは、案内前に問題を見つけたとしても、そのことは伝えることなく案内することが多いはずです。

 

現地で内覧してとてもお部屋が気に入られて、ハイテンションとなり、今後の生活についてあれこれと思いを巡らせているところに水を差すように「実はこの物件は○○の問題があり、住宅ローンが組めません」などと言われたら、嫌ですよね。「前もって言ってよ!」と言いたくなるのではないでしょうか?

 

マンションだけではなく、戸建ても同様です。道路付けや建蔽率、容積率オーバ―など前もってわかることがほとんどです。なので、私はお客様にお会いする前でも、事前に悪いところがわかれば必ずお伝えしています。

 

 

成田育子(REDSエージェント、メール:i.narita@red-sys.jp)
東京都出身。所有資格は宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、損害保険一般資格、第一種外務員資格。担当エリアは首都圏一円。得意分野はマンション、戸建て、土地の仲介。
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