REDSエージェント、宅建士・マンション管理の津司徳義です。住まい探しをされるみなさまのほとんどが不動産仲介会社を利用されると思いますが、今回は「よい不動産会社の見分け方」について説明します。

 

住宅の契約

(写真はイメージです)

 

まず、「よい不動産会社」といっても受け止め方、感じ方は人それぞれですから「ズバリこれが正解です」などと申し上げることはできません。きめ細かな提案やサービスをお望みになるお客様もいらっしゃれば、最低限の業務だけを望まれるお客様もいらっしゃるからです。

 

その意味ではまず、お客様のニーズ(求めていること)やウォンツ(具体的なサービス)に臨機応変かつ適切に対応できる会社がよい会社なのでしょう。

 

しかし、だれにとってもよい会社は存在します。それは会社の方針として、「両手仲介をしない不動産会社」です。

 

両手仲介とは何でしょうか。こちらにも詳しく説明されていますが、簡単に言うと一人の営業マンが「買主様、売主様の双方から仲介手数料をいただく取引」のことです。これは日本の不動産業界では(悪しき)「伝統」として残っていますが、米国をはじめ諸外国では禁止されています。

 

それはなぜでしょうか?

 

簡単に言うと、公平で安心できるよい契約ができないからです。

 

そもそもわが国の民法では「双方代理」(双方仲介とは厳密には違いますが)は基本的に無効と明確に記載されています。

 

この形態の契約は、売主様のためにも、買主様のためにもなりません。それではだれのためになるのか? それは不動産屋さんのためになります。

 

両手仲介の場合、1回の取引で2倍の手数料ということですね、会社に褒めてもらえます。仲介手数料は取引価格の3%プラス6万円(税別)が上限として法律で定められています。これはあくまで上限なので、REDSのように「割引から最大無料」とすることもできるわけです。

 

一方、多くの不動産会社は「手数料率」などという指標を設けて「手数料率6%」を目指します。これが不動産業界の残念な現状です。

 

たとえて言うなら、法定で弁護士が原告の訴えと被告人の主張を同時に行うようなものです。これはおかしいですよね。どちらの味方かわからない。また、悪い業者だと売主か買主と裏で結託し、不当に価格交渉を持ちかけてくることもよくあります。

 

現状では少数ですが、両手取引をしない良心的な不動産会社はあります。その多くは営業マンのことを「エージェント」と呼んでいることが多いように思います。エージェントとは、売主・買主の代理であり、どちらか一方の利益を最大限に追求することが使命です。ぜひ、エージェント制をしいた不動産会社を使ってみてはいかがでしょうか。

 

 

津司徳義(REDSエージェント、070-1402-4276、n.tsushi@red-sys.jp)
北海道出身。宅地建物取引士。マンション管理士、2級ファイナンシャルブランニング技能士、不動産鑑定士(2019年短答式試験合格)。目黒・太田・品川・港・渋谷区の戸建て、マンション・戸建て、土地取引に強い。
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