REDSエージェント、宅建士の小野田浩です。

 

先日、中古の戸建住宅をご購入いただき、お引渡しも完了したお客様からご連絡がありました。「床下にカビが発生している。このまま放置すると床の上まで出てきて健康被害が出ると言われた。建物の構造的な欠陥かも知れないとも言われた。建物の欠陥なら売主の瑕疵担保で修繕してほしい」とのことです。

 

驚く女性

(写真はイメージです)

 

正直「おかしいな?」と思いました。

 

というのもこちらのお宅、昨年10月に売主側の仲介会社が「住宅検査」を入れており、第三者の建物検査のプロが見て「問題なし」と判定をして、写真付きの診断書もある物件だったからです。梅雨の季節はこれからですし、数か月前から空き家の状態で水道も止めていますので、湿気が発生するような状況ではありませんでした。どう考えてもカビは発生しづらい状況だったのです。

 

そもそも、中古住宅では仮に床下の部材に少々のカビが発生していても、それは通常の「経年劣化」と考えられ、構造材の腐食がなければ、瑕疵担保の対象とはなりません。

 

とはいえ、現地を見ないと何とも言えないので確認しに行きました。当方が確認した限りでは、カビ臭さもなく、床下にカビも見当たりません。

 

お客様に「誰がどういうふうにカビを確認したのですか」とおたずねしたところ、「無料で床下点検をする業者に確認してもらった」とのこと。「無料で床下点検」と聞いた時点で、何となく嫌な予感はありましたが、決め付けはよくないと考え直し、詳しい話を聞くために、お客様に床下を点検したという業者の連絡先を聞いて、その場で電話してみました。

 

すると、その業者はこう言うのです。「建物に欠陥があるなんて一言も言っていません。素晴らしい作りの建物です。ただ、気密性が高くカビが発生しやすいので、床下の換気をよくするように換気扇の設置をご提案しました」。言い分が食い違っているのですが、お客様が床下点検業者の言うことを聞き間違えたのか、床下点検の業者さんが言い間違えたのか、それとも…。

 

ともかく、これ以上認識のそごが起こらないように、床下点検業者には当方に伝えたことをそのままお客様に伝えてもらうように求め、お客様に建物に異常はないことを改めて伝えてもらいました。

 

昔から「床下の点検」や「屋根の点検」をして、高額な請求をされるといったトラブルは、とても多くあります。今回お客様に提示された見積書の内容は、床下の消毒と換気扇4個の設置、基礎の通風口の拡大工事で、80万円超えという金額でした。

 

今回の床下点検業者が必ずしも悪徳業者だとは言いませんが、話を聞いていると、車で2時間もかかる場所から無料で点検に来たとのことでした。そこまでコストをかけておいて、異常が見つからず、そのまま何もせずに帰るというのでは、おそらくその会社は存続できないのではないでしょうか。注意した方がいいでしょう。

 

 

小野田浩(REDSエージェント、080-9353-9588、hiroshi@red-sys.jp)
千葉県出身。所有資格は宅地建物取引士、宅建マイスター、住宅ローンアドバイザー、公認不動産コンサルティングマスター、住宅診断士。首都圏一円、不動産オールジャンル対応可。東京都、川崎市、横浜市のほか、23区内城南地区と東急各沿線は特に精通している。
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