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公開日:2024年6月14日

マイホーム購入の流れと契約にともなう必要書類を解説

こんにちは、不動産流通システム【REDS】エージェント、宅建士の山﨑 一(やまざき はじめ)です。

今回はマイホーム購入の流れと必要書類について、順を追ってお話ししたいと思います。マイホーム購入の流れや必要書類は購入する物件や住宅ローンを借り入れる金融機関によって変わってきますので、ご参考までにお読みいただければと思います。

マイホーム

1.資金計画を立てて予算の上限を決める

購入する物件を決めるにあたって、予算の上限を定めると物件探しがスムーズです。低金利の今、金融機関によっては年収の10倍ほどのお借り入れが可能です。ご予算は年齢や家族構成などにもよりますが、年収の7倍程を目安にすると無理のない返済計画が立てられるかと思います。

2.物件のお問い合わせ&内覧をして購入したい物件を決める

予算が決まったら不動産の検索サイトなどで、ご予算や希望エリアからお好みに近い物件を探してみましょう。

不動産の検索サイトに掲載されているほとんどの物件は不動産業者間で情報が共有されています。このため、当社以外の不動産会社が掲載している物件でも、私のほうでご案内が可能です。実際にご覧になりたい物件がありましたら、お気軽に電話やメールにてお問い合わせ&見学予約をいただければと思います。

3.住宅ローンの事前審査

住宅ローンを利用する場合、なるべく早い段階で事前審査をしておくことをおすすめします。事前審査をすることで、借入可能額や金利、銀行や保証会社に支払う手数料や保証料が明確になり、より精度の高い資金計画が立てられます。また、いざ気に入った物件が見つかった際に、他の購入希望者に物件を買われてしまうリスクを回避できます。

下記が住宅ローンの事前審査の必要書類です。住宅ローンの事前審査結果は最短即日から1週間程度で回答がでます。事前審査の費用はかかりませんので、ご希望の際はお気軽にお申しつけください。

【住宅ローン事前審査の必要書類】

□写真付き本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
□健康保険証
□収入証明
 ・源泉徴収票 直近1~3年分
 ・確定申告をされている方は確定申告書3期分
 ・会社役員の方は会社の決算報告書3期分
□認印
□その他のお借り入れがある場合はその返済予定表(車のローン・ショッピング分割払い・キャッシングなど)

4.購入のお申し込み

実際に物件をご覧になって、購入したい物件が決まったら、書面にて購入のお申し込みをします。不動産購入申込書は、不動産を購入する意思を売主様に対して明確に示す書面です。不動産購入申込書には下記内容を記載します。

【不動産購入申込書に記載する内容】

□購入希望者:氏名・住所
□売買価格:購入希望価格を記入し、値下げ交渉のための出発点となります。
□手付金・内金:売買契約時に支払う手付金の金額を記入します。
□売買契約日:希望の契約日を記入します。
□引渡し日:物件を引き渡す希望日を記入します。
□住宅ローンの利用有無と借入予定額:ローンを利用する場合、借入額を記入します。

5.不動産売買契約の締結

買主様と売主様との間で条件が定まったら、不動産売買契約を締結します。不動産売買契約は、不動産会社にて宅地建物取引士から重要事項説明を受けたのちに売買契約書類に署名押印します。署名押印が終わったら買主様から売主様へ手付金の授受を行います。

【不動産売買契約の必要書類など】

□写真付き本人確認書類(免許証・マイナンバーカードなど)
□実印
□手付金(金額は物件ごとに変わります)
□契約書に貼付する収入印紙(金額は売買価格によって変わります)

6.住宅ローンの本審査を受ける

不動産売買契約を結んだ後に住宅ローンの本審査に進みます。本審査は金融機関によって方法が異なります。直接銀行に訪問して行ったり、スマホのアプリから行ったりします。下記が住宅ローンの本審査の必要書類です。

【住宅ローン本審査必要書類】

□写真付き本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
□実印
□公的収入証明書
 ・住民税課税証明書 直近1~3年分
 ・確定申告をされている方は所得税の納税証明書その1とその2を3期分
 ・会社役員の方は会社の決算報告書3期分
□住民票・印鑑証明書
□不動産売買契約書類
□購入物件の詳細資料

7.建物表題登記&内覧会(新築戸建ての場合)

新築戸建ての場合、建物が法務局に登録されていませんので、買主様のお名前で建物が新築されたことの登記をします。手続きは土地家屋調査士が代わりに行ってくれます。

また新築戸建ての場合はお引渡し決済の1~2週間前までに建築会社と買主様とで内覧会を行います。内覧会では設備などの使い方の説明を受けた後に、物件に目立ったキズや不具合がないかをチェックします。万が一キズや不具合があった場合はお引渡し決済までの間に建築会社が補修してくれます。

8.購入物件への住所変更

住宅ローンの本審査が通ったら、購入物件へ住所変更を行います。新住所への住所変更は必須ではありませんが、引き渡し決済時に物件の住所で所有者登録ができたり、登録免許税軽減のための書類取得が容易だったりします。

多くの方がこのタイミングで住所変更を行っています。

9.住宅ローンの契約締結(金銭消費貸借契約)

住宅ローンの審査が通って新住所への住所変更が終わったら、金融機関と買主様との間で「お金を貸します、借ります」という住宅ローンの契約(金銭消費貸借契約)を結びます。下記が住宅ローンの契約時の必要書類です。

【住宅ローン契約の必要書類】

□写真付き本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
□実印・銀行届出印
□新住所 印鑑証明書
□新住所 住民票

10.お引渡し・決済の実行

お引渡し・決済は買主様が住宅ローンを借り入れる金融機関や不動産会社にて行います。当日は買主様、売主様、仲介会社担当、司法書士が集まって残代金の授受と物件の引渡しをします。買主様はこの日から物件の所有者になり、住宅ローン返済がスタートします。

【決済時の必要書類】

□写真付き本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
□実印
□銀行通帳・キャッシュカード・届出印

11.リフォーム工事や追加工事

中古マンションや中古戸建ての場合は、購入後にリフォームしたいことがあるかと思います。また、新築の建売住宅の場合はテレビアンテナやカーテンレール、網戸などが付いていないことが多いため、物件の引き渡しを受けてから工事を行います。当社は不動産の売買だけでなくリフォーム工事や追加工事についてもご相談可能です。

12.入居スタート

以上の流れを経て、いよいよマイホームへのお引越し&入居スタートです。

入居日が決まったら業者の手配や、今のお住まいの管理会社や大家さんに退去の連絡を入れましょう。退去する際は1か月前に手続きをするのが一般的です。退去手続きについては、事前に今のお住まいの管理会社や大家さんに確認するか、賃貸借契約書にて確認しておくとスムーズです。

まとめ

以上、マイホーム購入の流れと必要書類についてのお話でした。手続きは初めてのことが多いと思いますので、お客様にはその都度アナウンスいたします。大変かもしれませんが、お住まい探しや物件を見学するのは楽しいことでもあるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

不動産流通システム【REDS】エージェント
山﨑 一(やまざき はじめ)
山﨑直通携帯:070-6465-8192

 

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

山﨑 一
(宅建士・リフォームスタイリスト)

安心、安全なお取引を心がけております。

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