REDSエージェント、宅建士の井原です。

 

住宅ローンを組む際には、「融資手数料」や「保証料」といった名目の諸費用がかかります。マンションの購入金額が5,000万円前後になるとこれらの手数料だけで100万円を超えることもあるため、仲介手数料と同様、バカにできないお金です。

 

家と計算機

(写真はイメージです)

 

そこでぜひ押さえておいてほしいのが、この「融資手数料」と「保証料」の違いです。購入した住まいをずっと住み倒すという人にはあまり関係ないのですが、「10年で必ず住み替える」という人にとっては、将来の売却時に数十万円が返ってくる可能性があるからです。

 

まず融資手数料とは、住宅ローンを借り入れる際に金融機関が融資に伴う事務手続きをしたことに対する報酬としての手数料のことです。 金融機関によっては、融資事務手数料や事務取扱手数料などと呼ぶこともあります。融資手数料には、借入金額に関係なく手数料が一律に決まっている定額型と、「借入金額の2.2%」などのように借入金額に応じて決まる定率型の2つのタイプがあります。

 

次に、「保証料」ですが、最近はネット銀行を中心に、保証料は無料で融資手数料のみを徴収する商品が多くなっています。これは、多額の借金をすることに対して銀行傘下の保証会社へ依頼するための費用です。金融機関が融資を確実に回収することを目的に掛けられるものであり、住宅ローンの利用者ではなく金融機関側にとっての保険となります。借入時に一括で支払う外枠方式と、返済中の金利に上乗せする内枠方式の2パターンがあります。

 

この違いによって、なぜ将来の住み替え時、つまり自宅を売却して住宅ローンを一括完済するときに差が出てくるのかというと、一括返済で早く返し終わっても融資手数料は1円も戻ってこないのに対し、保証料は数十万円が戻ってくる可能性があるからです。

 

なぜかというと、融資手数料は文字通りの手数料で払いきりである一方、保証料はたとえば35年間の保証期間に対して5年で完済したら、残りの期間分が返金されるためです。

 

都市銀行などは融資手数料と保証料はいずれも請求しています。一方、ネット銀行は長引く超低金利時代の影響か、「保証料」は無料とし、事務手数料のみ取り扱いの金融機関が増えています。なので、数年後に売却する可能性の高いお客様は、ぜひご相談ください。REDSではどちらの住宅ローンがお得か、しっかりお調べいたします。

 

 

井原直樹(REDSエージェント、080-7564-4417、n.ihara@red-sys.jp)
長野県出身、宅建士。担当エリアは東京23区、埼玉県南部、千葉県西部、神奈川県。マンション売買を最も得意とする。
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