2019年1月11日午後7時半からNHKの『首都圏情報ネタドリ!』で、首都圏の住宅で注目されている「小さな家」について紹介されました。かつて海外から「ウサギ小屋に住んでいる」と揶揄された昭和世代にとっては、広い家といえば憧れの対象だったのですが、ここのところ、生活スタイルの多様化から、あえて小さな家を求める人が増えているとの内容でした。番組に出てきた、大きな家を捨てて小さな家を選んだ人のほとんどが「幸せ」と答えていたのが印象的でした。みなさんの住まい選びの参考に、内容をご紹介します。

 

テントの中の家族

(写真はイメージです)

 

あえて狭い家を求める平成後期世代

 

番組では住環境研究所が実施した「2018年 中高年の生活・住まいに関する意識調査」が紹介されていて、次に住むなら広い家とコンパクトな家とどちらに住みたいかの割合は前者が16%、後者が20%で、「コンパクトな家」に軍配が上がっていました。

 

番組で司会(中年男性)もこの結果には「意外」と驚いていましたが、そこには昭和後期世代と平成初期世代、平成後期世代で住まいに対する考え方が変化していることがあるそうです。賃貸アパート、マンション、郊外戸建てといわゆる「住宅すごろく」を進んでいく昭和後期世代に対し、平成初期世代は永住することを前提に広さを重視したマンションを購入しがち、平成後期世代はマンション価格上昇によって以前のような広いマンションは買えないため、モノを持たない暮らしと職住近接にシフトした結果、広さをあきらめて狭いマンションを求める傾向にあるということでした。

 

リクルート住まいカンパニーの住まいに求めるもの調査のランキングでも、2007年には1位だった居住面積は、2017年には4位に転落しています。その代わり1位になったのは「通勤が便利」。この結果からも最新世代の傾向がうかがえます。

 

家を小さくしたら幸せになれた人たち4パターン

 

そうした考えに基づいて選ばれた住まいのパターンとして、番組では4種類が紹介されていました。

 

まず、趣味の野球観戦にお金を使いたいという25歳の団体職員の男性が選んだのは、3畳一間、ロフト付きの江東区の新築賃貸住宅。布団ではなく寝袋を使い、食器は皿が1枚だけという徹底したミニマムライフを送るこの男性が感じているこの物件の最大の魅力とは、家賃が周辺相場よりも2万円安いこと。前に住んでいた部屋に比べて広さは半分になったそうですが、男性は「不便ではない。今の方が幸せ」と語っていました。

 

次は小さな戸建て。車輪付きで家ごと引っ越しすることも可能な7畳の一軒家を自作する女性や、子供が独立したために部屋を持て余した老夫婦が2階建てを平屋建てに「減築リフォーム」して暮らしやすくした様子が紹介され、みな満足げな表情でした。

 

このほか、自分の趣味の場所を確保したり、大きな部屋に一定の隔離機能を求めたりした結果、庭や部屋の中に「小屋」を設置した家族が紹介されていました。自宅の庭に設置した小屋は100万円のキットで自作できたそうです。オーナーの男性は趣味のバイクや雑貨をズラリと並べて心をリセットできることに喜びを見いだしており、子供とコミュニケーションができる場所になったことにも幸せを感じているようでした。一方、3人暮らしで1LDKの部屋に1畳程度の小屋を置いた家族は、その小屋を子供寝室や作業場所、収納場所として使っていました。今は小さな子供が大きくなったときに個室として使うことも想定しているそうです。この小屋で子供とじゃれ合うお父さんの笑顔がすてきでした。

 

最後は、都内の自宅から100キロ離れた千葉県内にある空き家を月額3万円で借りて、週末や長期休暇に使うセカンドハウスとして使っている家族のケースです。「田舎暮らしをするという夢がかなえられた」と喜んでいました。このケースについて、スタジオのコメンテーターが「都心のマンションは高くなっていて、10㎡削ったら1,000万円くらい安くなる。郊外に行けば500万円くらいで戸建てを売っているので、削った分をそこに回すのもよいだろう。これまでは1カ所で広い家に住むのがよいとの固定観念があったが、この家族のようにうまく分けられたら幸せな暮らしになるかもしれない」との趣旨のことを話していました。めちゃくちゃ高いローンを組んだり家賃を出したりしてタワーマンションに住むことがもてはやされる時代でもありますが、こういう選択もすばらしいと気づかされました。

 

住まいは生き方を反映したもの。家探しの際にはエージェントに教えてください

 

この番組を見ていて連想したのは、その直前に他局で見たドラマでした。そう、2019年1月9日に第一話が放送された日本テレビ系の『家売るオンナの逆襲』です(宅建士による解説記事はこちら)。9日の放送では、倦怠(けんたい)期まっただ中の熟年夫婦と人気に陰りが出てきたユーチューバーが登場し、主人公の不動産会社営業ウーマンは彼らが本当に望む生き方を再確認させ、その生き方に最適な住まいを提案し、見事に買わせていました。

 

放送時期が重なったのは偶然でしょうが、このドラマからも同じメッセージを感じ取ることができたのです。すなわち「人は自分に合った生き方をするべきであり、その生き方に合った家がある」ということです。

 

ならば、家探しを請け負った不動産会社には、お客様の生き方をくみ取り、その生き方を最大限に肯定して、最適な住まいを提案することを通じて後押ししてさしあげるという使命があるのではないか。この2つの番組によって改めてそう再確認させられた気持ちです。

 

家探しをされているお客様には、「予算はこれくらい」「場所や間取りはこんな感じ」などのご希望に加え、差し支えなければ「新居でどのように暮らしていきたいか」もREDSエージェントにお伝えいただければ、もっとよいご提案が可能になると思われます。

 

(不動産のリアル編集部)

 

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