不動産のリアルREALITY OF REAL ESTATE

  • 公開日:2023年4月3日

不動産広告に出てくる要注意ワード3選【REDSエージェントの不動産コラム】

最近では、不動産広告の中心はインターネット広告が中心となりましたが、現在でも、紙媒体の不動産広告を見かけることがあります。

 

過去には、住宅情報誌や電柱に貼っている広告に実在しない物件を掲示し、問い合わせがあれば「その物件は売れました」とウソをついて、他の物件を紹介するという「おとり広告」で集客する業者もありましたが、現在では少なくなってきました。

 

ただ、広告の中に一見なにを意味しているのかわかりにくい言葉が残っています。注意してほしいキーワードをいくつかご紹介します。

 

パソコンを見る夫婦

(写真はイメージです)

 

■告知事項あり

 

過去に物件の室内で事件や事故があり、購入する前に伝えることがあるという意味です。「訳あり物件」、いわゆる「事故物件」ですね。たとえば前の住人がこの部屋で自殺や孤独死をしたとか、殺人事件が発生したとか。

 

清掃やリフォームによって痕跡が失われていたとしても、後になって発覚するとトラブルになるため、宅地建物取引業法によって、事前に内容を伝えなければいけないと定められています。

 

こうしたことを「心理的瑕疵」と呼びますが、いわゆる「嫌悪施設」も心理的瑕疵にあたります。火葬場やお墓、葬儀場やごみ処理場、下水処理場、発電所、暴力団事務所、宗教施設などがあることもあります。

 

■再建築不可

 

法の基準を満たしておらず、再建築(建替え)することができない、という意味です。都市計画区域と準都市計画区域で建物を建てる場合、建築基準法で定められた接道義務(幅員4メートル以上である建築基準法上の道路に、建物の敷地が2メートル以上接していること)を満たしている必要があります。

 

いわゆる旗竿地にある物件はこの条件を満たしていないので、注意しましょう。

 

■建ぺい率または容積率超過

 

法の基準で建築できる数値を超過している物件を指します。計画的に超過している場合と法律が変わり今の基準に適合していない場合があります。

 

建ぺい率や容積率オーバーしていることに対する罰則はありません。しかし、これ以上に延床面積を増やすことはできません。増改築や大規模修繕などを伴わないリフォームならば超過面積分を壊さなくても問題ありませんが、確認申請や改築、建て替えなどをする際には、現在の基準に合わせる必要があります。

 

以上のような言葉が含まれている広告の物件は、金額が周辺相場より安く出ていることがあります。

 

現在は広告の規制が厳しいため、より正確な情報を公開する必要があります。ただ、なるべく物件のセールスポイントを目立つように表示して、マイナスポイントは目立たないようにに表示しているか、まったく記載しないこともあるようです。

 

不動産会社の作成している販売チラシは、作成する会社によってフォーマットが異なります。不明点があれば、ぜひご相談ください。

 

この記事を執筆した
エージェントプロフィール

5

26

金谷 昭夫(宅建士・リフォームスタイリスト)

高く早く売却する方法をご提案致します。

5

26

このエージェントに相談する

嬉しい口コミも
多数いただいております

  • 40代男性(マンション売却)
    こちらでマンションの売却をいたしました。
    比較した大手の不動産屋よりも専門知識が豊富に感じ、なおかつ仲介手数料も安かったのでこちらにお願いしました。
    結果、売り出し価格で1回の内覧で決まり、満足しています。
    無駄な勧誘が一切なかったのもおすすめできます。
  • 50代女性(マンション購入)
    マンション購入にてお世話になりました。
    担当の鈴木朋子さんには、本当に親切にしていただき感謝しかないです。 いつも私たちの目線になり、分かりやすいアドバイスをしてくださりました!子供への気遣いも嬉しかったです。 何より、鈴木さんの表裏のない感じが私も夫も大好きです。(笑)
    不動産購入で後悔したくない方、安心して物件探しや手続きを進めたい方にはぜひお勧めしたいです! お世話になり、本当にありがとうございました。
  • 40代男性(中古マンション購入)
    中古マンション購入にあたり、いくつかの不動産仲介会社にあたってたところ不動産流通システムさんに辿り着きました。他の仲介会社さんは営業の電話が激しく、仕事の障害になる程でうんざりしておりましたが、不動産流通システムにて担当頂いた成田さんは、押し売りする様なことは一切無く安心して物件を探せました。

    女性ならではの細かい気配りと単刀直入に物件の懸念点をプロの目からアドバイス頂き、納得のいく物件選びができました。会社名が大手の不動産仲介会社ほど知れ渡ってはおりませんが、ネットでの口コミで良いサービスが良いものとして伝わり、より多くの消費者が良いサービスが受けれる様になればと思い書き込ませて頂きました。
    大手の名前だけに騙されて無駄な手数料払うのは、勿体ないですよ。
    不動産流通システムさんで物件を売り買いするのに、大手に引けを取らないサービスをより安価に受けれますので
  • 40代女性(住み替え:購入・売却)
    不動産の売却・購入の両方お世話になりました。
    以前中古マンションを購入する際は、不動産ポータルサイトに掲載している不動産会社に問い合わせをしないと内覧ができなかったことが何度かあり、大手不動産会社に任せると、売却の際幅広く宣伝活動がされないのではないかという不安がありました。
    そこで、「囲い込みはせず、他社にドンドン広告掲載してもらい幅広い媒体で宣伝してもらう」「LINEからの問い合わせも可能」「仲介手数料が安い」の3点に惹かれ、お任せしました。
    担当の鈴木さんの明るく、お茶目な人柄も好きだったので、購入売却にかかる庶務も憂うつにならずに対応できました。 いつも家族のことや、部屋についてもポジティブなことを言ってくれるので安心してお任せしました。
    最寄駅にはないので、いつでも会って相談するというのむずかしいかもしれませんが、心配なことはメールや電話ですぐに対応してくれるので、私達には十分満足できました。
    結果としては売却も1ヶ月で売出価格で決まり、購入時のローンも紹介していただき、購入・住み替えもスムーズに決まりました。また住み替えの際にはぜひお願いしたいです。
  • 50代男性(マンション売却)
    マンション売却で、担当していただいた津司さんには本当にお世話になりました。
    次に住む所の相談と住んでいるマンションの売却を同時進行で行いましたが、分かりやすい説明と進め方の提示が手際良く、安心してお任せする事が出来ました。
    ネットで何でも調べられる時代ですが相手が何を考え、何を優先するかは会話の中でこそ分かると思います。プロフェッショナルを感じました
  • 30代女性(マンション購入)
    とにかくレスが早い。
    専門知識も豊富で、説明が分かりやすいです。
    担当してくれた方は非常に業界に通じており、ホスピタリティーに溢れていてかなり信用できます。 他社と比べて手数料もとても安いのでオススメの会社です。
  • 60代男性(戸建て購入)
    酒井智様にご担当して頂きました!細かい相談も小さな不安も毎回本当に迅速に対応して頂き、無事マイホームを購入できました!
    酒井さんは大変親切な方でREDSを選んで本当に良かったです。
    仲介手数料も無料で!今物件等お探しで検討してる方は絶対REDの酒井さんに相談してみてください!
※Google口コミより他の口コミを見る

一生に一度あるかの家の購入・売却…

相談したいけど、まだ買うか売るか決まっていない...

いきなり不動産屋さんへ相談に行くのはハードルが高い...

そんな方へ!LINEから気軽に相談でき、宅建士のプロが対応します。

宅建士が対応! LINEでご相談

LINEで気軽に相談したい方へ!