REDSエージェント、宅建士・宅建マイスターの菅野です。REDSのお客様の中には、ほかの不動産業者でいろいろトラブルを経験されたあとにいらっしゃる方がいます。REDSのサイトをご覧になっている方の中にも、同様にほかの不動産会社に違和感を覚えた方がいらっしゃるでしょう。

「この業者、なんか変」とか、「おかしくない？」とか感じた方、その違和感を解消するために、こんなサイトがあります。

（写真はイメージです）

■国土交通省 ネガティブ情報等検索サイト

このサイトでは、国土交通省所管（建築・不動産・運送・旅行）の業者の行政指導、処分履歴について確認ができます。宅地建物取引業者である不動産会社の指導歴が検索できます。当たり前ですが、当社には処分歴はありません！

興味深かったのが、一級建築士の処分のところです。2020年ごろから免許取り消しになっている建築士がたくさんいるのですが、みんなあの「屋根裏界壁」の件で問題になった会社にかかわっている方ばかりなのです。あれだけ問題になったので、その建築にかかわった建築士に何もないなんて許されないことですからね。

■東京都住宅政策本部 宅地建物取引業者免許情報提供サービス

REDSの営業範囲は首都圏なのですが、東京都の不動産会社で処分歴がないか確認したい場合は、上記のサイトがいいでしょう。東京都内にある宅建業者であれば、国土交通大臣免許の宅建業者（東京都に本店があり、他県にも営業所を展開している不動産会社）も検索できます。

事務所の場所や、免許番号、免許年月日、支店や事務所の場所などを確認できるサイトです。処分歴もキチンと載っているので、過去に営業停止命令を受けたかどうか、などを確認することができます。免許番号を調べると、その不動産会社が何年くらい営業しているかを把握できます。

■公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会

最後に、こちらの公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会（不動産公取協）は、不動産広告の適正化を通して業界の社会的信用の向上を図るために、常時、不動産広告の点検、調査及び指導を行っている団体です。

こちらで公表されている不動産会社は匿名ですが、おとり広告があった場合にはこちらに通報すると、やっつけてくれます。おとり広告で課徴金徴収となった場合、不動産ポータルサイトなどにも広告掲載できなくなるので、一石二鳥といえるでしょう。

おとり広告でだまされたら、そんな業者で契約は絶対にせず、どんどん通報しましょう。そうすることで、少しずつかもしれませんが、健全で信頼できる不動産業界に近づくことができます。それは巡り巡ってお客様の利益にもなると信じて、私は常にお仕事をしています。