菅野 洋充(宅建士・リフォームスタイリスト)
社会に必要とされ人に役立つ企業を目指します
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公開日:2022年12月20日
菅野です。
日銀が事実上の利上げとなる、YCC(イールドカーブ コントロール)の変動幅拡大(±0.25%⇒±0.5%)を行い、市場は案の定な反応となりました。
東証の日経平均は一時800円超の下落、外為市場は1ドル133円台までの急激な円高となり、大混乱の様相です。
イールドカーブ・コントロール(YCC)の見直し/日本銀行(PDF注意)
夕方に日銀の黒田総裁は記者会見で火消しに走り、「金利引き上げではない」などといったようです。
しかし、利上げですよね、これは。
年明け早々、住宅ローンは長期固定金利上昇となるでしょうね。
変動金利より固定金利のほうがいい!という方、できるだけ早く住宅ローンを組んだほうがよいでしょう。
実は、住宅ローン金利は「固定金利」のほうが市場の動きに敏感です。
なぜかというと、後で上げられないからです。(当たり前といえばそうですが)
変動金利は、貸している最中にいくらでも(とまでは言わないけど)上げられるので、固定金利よりもゆっくり上がります。
もうあと10日ほどしかありませんが、年内に固定金利でローン実行できた方は幸運かもしれませんね。
今後は、どんどん金利が上がっていくかもしれません。
東京オリンピック後に不動産価格の暴落を狙っていた方がもしいたとしたら、ちょっと買うタイミングを逸してしまったかもしれません。
2011年以降は、できるだけ早く買った方が得をする状況が続いています。
金利も上がる、不動産価格も上がる、という状況で、値下がりを待っているのは得策とはいえないでしょう。
また、売却に関しては今後、利上げに伴い円高基調となるかもしれず、外国人需要が潮が引くように落ち着いてくることが予想されます。
そして住宅ローン金利が上がり、国内の購入検討者については、同じ収入でも買える価格のレンジが下がっていくことが予想されます。
今年も市況はよかったとは言えない状況ですが、このままだと来年はさらに悪くなるのではないでしょうか。
こんな暗い市況予想をしてしまい恐縮ですが、ご購入もご売却も、REDSを利用して少しでも費用を抑えて取り組んでいただければ幸いです。
こちらが昨年12月に今年の市況予想をした記事です。
年末に帳尻合わせのように金利上昇が当たってしまいました。
また在庫減少、投資不動産のだぶつきなど、結構いいこと言っていたかもしれませんね。
ただ、2021年に比べれば、2022年は少し上向きだったように思われます。
2022年もご愛顧くださりありがとうございます。
2023年もどうぞ、不動産流通システムREDSをよろしくお願い申し上げます。
最終更新日:2022年5月4日
公開日:2022年5月3日
こんにちは。
不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】の【REDS】の小野田(おのだ)です。
このところ 円安・物価高と経済の先行きに不安を覚えるようなニュースが流れています。
ロシアのウクライナ侵攻の影響が日本と世界の経済にどのような影響を及ぼすのか、とても心配です・・・
(ロシアのことが無くても今年は世界的に「スタグフレーション(不景気時の物価高)」が経済のトピックになることが心配されていたのですが、急激な資源高が起こってしまいましたので、ますます現実味が高くなりました)
話は変わり、
2022年5月、フラット35など金利「固定型」の住宅ローンに金利上昇の動きが出ています。
2022年5月のメガバンク3行(三菱UFJ、三井住友、みずほ)の「10年固定」の基準金利は、各行とも2013~2014年以来の高水準の金利となっています。
三菱UFJ銀行と三井住友銀行で基準金利が先月(2022年4月)から0.15ポイント引き上げられ、三菱UFJ銀行が年3.69%、三井住友銀行が年3.70%に。また、みずほ銀行は先月から0.10ポイント引き上げられ、年3.05%となっています。
(※ 実際に住宅ローンの借り入れをする際の金利は、上記の各行の基準金利から、各行が各お客様ごとに設定する優遇金利を適用して貸付を行うので、基準金利の差がそのまま貸出金利の差になる訳ではありません)
また、金利「固定型」の住宅ローンで大きなシェアを誇る「フラット35」(買取型)の適用金利も、4ヵ月連続での上昇となっています。
2022年5月2日に(独)住宅金融支援機構が発表した「フラット35」(買取型)の5月の適用金利は、借入期間21年以上(融資率9割以下)の金利は、年1.480%(前月比0.040%上昇)~2.540%(同変動なし)となり、取扱金融機関が提供する金利で最も多い金利(最頻金利)は年1.480%(同0.040%上昇)と、4ヵ月連続での上昇となっています。
金利「固定型」の住宅ローンの金利は「長期金利」を反映し、「新発10年物国債」の利回りに連動します。 金融緩和政策の終了で利上げを進めるアメリカの政策金利の上昇につられて、日本の長期金利も上昇しているため、これと連動する金利「固定型」の住宅ローンの金利も上昇しています。
他方で金利「変動型」の住宅ローンの金利は、日銀の金融政策の影響を強く受ける「短期プライムレート(短プラ)」に連動しているため、今のところ変動せず、2022年5月のメガバンクの基準金利も「2.475%」のまま変わらない状態となっています。
よく「日本の金利は政策的に上げられない」と言われますが、アメリカ等で金利が上昇傾向にある中、この先も日本が現状の「超低金利政策」を維持出来るのかは、不透明な状態に思えますので、この先の住宅ローン選びは、今まで以上に難しい選択になりそうですね。
では、また。
最終更新日:2020年2月1日
公開日:2017年1月13日
菅野です。私が売却を受任しておりました、 「シーアイマンション上野」 「シティテラス成増」 が相次いでご成約となりました。 年末年始から、不動産市況は活況を呈しているように見えます。 金利は確実に上がっていくことが予想され、固定金利ローンの利用も増えていくのではないでしょうか。 煽るわけではありませんが、本当に「買うなら今」です。 不動産の購入・売却は是非とも仲介手数料最大無料の【REDS】不動産流通システムをご利用ください。 REDS(レッズ)の事務所は秋葉原が最寄り駅です。 REDS(レッズ)の販売手法を駆使すれば、秋葉原エリアだけではなく、東京23区、23区周辺の東京都下及び都内通勤エリアまでも対応可能なエリアとなります。 「売却相談・無料査定」・「仲介手数料査定」・「お問合せ」は、メールであれば24時間受付中です。メールでも迅速な対応を心掛けています。 お気軽にお問合せください。 REDS(レッズ)は水曜日も9:00-19:00まで営業(電話受付け)しております。 もちろん土日祝日も営業しています。お気軽にお電話ください。 皆様からのお問合せを心よりお待ちしております。 仲介手数料が無料、半額と聞くと「大丈夫なのだろうか」と疑問に思う方も少なくないと思います。「そんなうまい話があるわけない!」、「仕事が雑なのでは?」、「他に追加費用がかかるのでは?」などと思っていませんか? 今までREDS(レッズ)をご利用いただいた多くの売主様・買主様も、初めのうちは多かれ少なかれ、そのような疑問を持っておられたと思います。 それでも「本当に仲介手数料が安くなるのなら・・・」と思ってお問合せをいただいた結果と評価を「お客様の声」や、お客様へのインタビューでご紹介しています。 手前みそで恐縮ですが、大変ご好評をいただいておりますので、ぜひご覧ください。 私、菅野洋充のプロフィールはこちらです。 REDSでは、売るときも買うときも一生懸命お手伝いさせて頂きます。 どうぞよろしくお願いいたします。