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菅野 洋充(宅建士・リフォームスタイリスト)

社会に必要とされ人に役立つ企業を目指します

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最終更新日:2018年7月20日
公開日:2018年7月13日

内見

 

菅野です。

今日は、住んでいる家を売りだして、初めて内見が入るときに売主様から

「どうしたらよいですか?」

とよく聞かれるので、どうするべきかを書こうと思います。

 

1、可能な限り、室内をきれいにすること!(最重要)

 

まず、事前に掃除をすることが重要です!

たいへんなら、ハウスクリーニング業者に依頼してでも掃除したほうが良いです。

水回りの清潔感が無いだけで価格1割マイナスぐらいのイメージです!

また、室内にはできるだけ”もの”が無いよう片づけてください。

収納はパンパンになっていても問題ありません。

むしろ「収納力のアピール」になるので、できる限り、収納にものを仕舞うようにしましょう。

 

 

2、立ち会ったほうが良いが、説明は業者に任せる

 

売主様の中には内見に立ち会いたくないという方もいらっしゃるので、それはそれで対応いたします。

でも、購入検討者は「売主はどういう人か」ということも知りたいものです。

ですので、売主様よりご挨拶程度はされたほうが、購入検討者への印象は良いです。

ただ、積極的に招き入れて各室や設備などを説明したり案内したりするのは、

「この人余程売りたいのだな」

と思わせてしまい、あまり印象が良くないです。

購入検討者より質問があれば、それに簡潔にお答えになる程度が一番印象が良いです。

 

 

3、家の周り(マンションなら共用部)も見てもらう

 

一戸建ての場合は、隣地境界やインフラ(上下水道、ガス)の引き込みなどを確認してもらいましょう。

マンションの場合は、ごみ置き場や駐輪場などを確認してもらったほうが良いです。

もちろん、売りになる設備(家ならエコキュートや太陽光発電、マンションならゲストルームや展望室など)があれば、案内する担当に伝えて案内や説明をしてもらうことをお忘れなく。

 

 

4、「ごまかし」ととられかねない工夫はマイナス

 

室内に芳香剤などを置かれる方は多いのですが、匂いは人それぞれ好みがち違いますのであまりお勧めしません。

むしろ消臭と通風を十分におこなっていただくほうが印象はよくなります。

また線路の近くなどにある物件で、騒音対策にテレビなどつけている方もいらっしゃいますが、正直あまり意味はありません。

内見前に通風をしっかりと行い、内見時には窓を閉めておき、それでも聞こえる音に対して、お客様に許容できるかどうかを確認するほうが良いです。

芳香剤もテレビの音も、内見者に「ごまかし」と映ってしまいますとマイナスでしかありません。

 

 

できるだけ高く売りたい売主様が真剣なのは言うまでもありませんが、高い買い物をする買主側も同じくらい真剣です。

いわば内見は売主と買主の「真剣勝負」!

準備万端、正々堂々が一番売れる、これが私の実感です。

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