REDSエージェント、宅建士の森田です。みなさまはマンション選びの際、窓からの景色を重視されるでしょうか。特にタワーマンションを購入するなら眺望はとても重要な選択肢になります。港区に住む場合、窓から東京タワーやレインボーブリッジが見えるかは気になるでしょう。墨田区や台東区などの場合はスカイツリーが見えたらうれしいものです。

 

また、なんとなく「南向きは高い」「北向きは安い」などの知識をお持ちの方もいるかもしれません。ただ、今回は「眺望にはどれだけの値段がついているのか」について説明します。

 

東京タワー

(写真はイメージです)

 

東京カンテイは5月、新築マンション価格における「眺望の価値」についての調査結果を発表しました。

 

東京23区におけるタワーマンションが東西南北のどちら向きかで調査したところ、分譲時の価格で最も高いのは南向きで342万8,000円。次いで東向き329万6,000円、西向き322万9,000円、最も低い北向きは315万3,000円でした。南を100とすると、東96.1、西94.2、北92.0となります。

 

これを踏まえて「東京タワー」に着目し、東京タワーが見える住戸にどれほどの価格がプラスされるのか、眺望が与える平均坪単価を算出するために都内11棟のタワーマンションをサンプリングして調査しました。

 

サンプルとしたマンションの住戸単位で、向きの東西南北別に分類し、方向ごとの新築坪単価を算出しました。港区所在の北東に東京タワーが見えるマンションでは、南向き住戸を100とした場合に、東向きのマンションは平均111.3、北向きでは平均100.0でした。カンテイは「一般的な東向き・北向き住戸との差を『眺望の価値』とすると、この場合は東向きでは15.2ポイント(111.3-96.1)、北向きでは8.0ポイント(100-92.0)が眺望の価値として価格が上乗せされたと言ってよいのではないか」としています。

 

西に東京タワーとレインボーブリッジを望む別のマンションでは、西向き住戸は110.2と、16.0ポイント(110.2-94.2)が眺望の価値として上乗せされたようです。

 

感覚的に眺望の良いマンションは価格が高くなると言われていましたが、それが数値で示される結果となりました。

 

私たちの相場観としては、どのマンションでも東京タワーが望める眺望を持つ場合、おおむね10~25%程度の価格が上乗せされています。これまで述べてきたことから考えても、まあ妥当な線なのではないでしょうか。

 

住宅サイトでも「東京タワーが見えるマンション特集」などというキーワードで紹介されることがあり、やはり需要は高いようです。せっかく港区に住むなら、窓から毎日東京ワターが見られるというのは特別な感じになれるのでしょう。眺望の価値はお金には換えられない、「プライスレス」ですから。

 

この記事を執筆したエージェントプロフィール

森田 大翔

もりた まさと

4.76件

父親が建築士の仕事柄、住まいの空間やインテリアが好きでこの不動産のお仕事に携わらせていただきました。

 

「結婚をしたのを機に家がほしい」「家族ができたら広い家に住みたい」「子どもが小学校に入学前に住まいがほしい」「家に居る時間が長くなり、子どもが近隣の方に迷惑になってないか不安だ」など、きっかけはさまざまです。

 

お客様に本当に合う物件のご提案をしたいので、物件やご予算設定やその他条件面からメリットと共にデメリットも「正直」にお伝えします。良いことばかり言いすぎると、マイナスポイントが出てきたときに、一気にお客様の気持ちが下がってしまいます。そうなることが無いよう正直にお伝えすることで無駄を省きご負担を減らしご案内できればと考えております。