REDSエージェント、宅建士の三堀です。住宅ローンを組むとき銀行から団体生命信用保険(団信)への加入を求められます。住宅ローンの契約者が死亡したら住宅ローンの残債がゼロになるという仕組みです。

 

最近では、死亡以外に「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」の3大疾病に加え、3大疾病に「高血圧、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎」を加えた8大疾病で働くことができなくなった場合にも残債がゼロになるという特約を、金利負担0.1~0.3%増でつけることができます。

 

ところが、この特約を軽視するお客様が意外に多いのも実情です。3大疾病がいかに身近な病気であるかを知っていただき、できれば特約をつけることをオススメします。

 

がん保険イメージ

(写真はイメージです)

 

あまり知られてないことですが、実は「がん(ガン)」と漢字の癌とでは意味が違います。

 

ひらがなやカタカナの「がん、ガン」には、漢字の癌のほか肉腫、白血病、悪性リンパ腫などが含まれます。一方、漢字の「癌」は胃癌や肺癌、大腸癌など、そのものズバリの意味です。

 

がんといえば悪性腫瘍(悪性新生物)全般のことで、胃がんや肺がん、大腸がんなどから白血病や骨肉腫のような肉腫のことまでを示します。肉腫ができる場所は体の外部(口や鼻、肛門など)とつながってないところ(骨や筋肉)。白血病や悪性リンパ腫は血液細胞です。

 

これに対し、漢字の癌は体の外部からつながった臓器にできます。肺も胃も大腸も、膵臓もすべてつながっていますね。割と限定的な意味合いで使われていることが分かります。

 

住宅ローン団信のがん特約や一般的ながん保険で対象としている「がん」は、もちろん広い意味のほうです。この意味の「がん」は国際疾病分類で非常に細かく分類されていて、われわれの認識では「これもがんなんだ?」と驚くようなものまで含まれています。つまり、どんなレアながんであっても団信の特約は対応してくれるということです。

 

一般的ながん保険の診断後の一時金は50万~200万くらいが相場でしょうか。団信のがん特約が適応されれば、住宅ローン残高がゼロになるだけでなく、残債がゼロになった自宅を売却したら数千万になることだってありえます(もちろん、売却はその後の家賃負担なども考えて決断しなければなりませんが)。これは大きなメリットだといえないでしょうか。

 

特約を軽視する多くの人は「自分はがんにはならない」と考えています。タバコを吸わないから肺がんになる心配はない、お酒はあまり飲まないから肝臓がんにはならない、膵臓などよく分からない臓器のがんなど怖くない……。

 

ただ、がんは何が引き金になるか分かりません。ストレスや食生活、遺伝など誰しもが持っている要素が原因でかかってしまうのです。日本人男性の2人に1人、女性の3人に1人がかかる病気です。住宅ローンを組む際にはぜひ、特約をつけることをおすすめします。

 

最後に、私は医者でも病理検査技師でもありません。上記の話はあくまでも見たり聞いたり、調べたりしたことをベースとした個人的見解です。本当にがん特約に適合するか否かはご自身で調べてご判断してくださいね。

 

この記事を執筆したエージェントプロフィール

三堀 雅人

みつぼり まさと

(株)不動産流通システム【REDS】宅建士の
三堀 雅人(ミツボリ マサト)と申します

早いもので不動産仲介営業に携わり約20年を迎えようとしています。
地場の不動産会社から大手不動産会社等経験し現在に至ります。

【正確 丁寧かつ迅速】をモットーにしています。

かなりフットワークは軽い方ので、不動産の事でしたら何なりとお申し付けください。