REDSエージェント、宅建士、宅建マイスターの井原です。

 

不動産市場が活況な今、気に入った物件の購入申込書を提出しても、ご購入に至れず、悔しい思いをされるお客様が多くいらっしゃいます。

 

人気物件には「購入申込み」が何件も入るからなのですが、今回はどのような物件が人気物件になるのか、攻略方法はあるのかについて解説しましょう。

 

住宅購入

(写真はイメージです)

 

まず、どんな物件に人気が集まるのか。だいたい以下の3パターンです。

 

●相場ドンピシャのお値段
成約事例(過去に売れた実績のある坪単価)とほぼ同じ価格で売り出し中の物件は、多くの人が適正価格と判断するので買い手が集中します。

 

●エリア内での需給バランス
3LDKの間取りが少ないエリア内で、築浅で広めの3LDK物件が出た場合などは買い手が集中します。

 

●完成間近の新築一戸建て
テレワークの浸透で郊外の広い戸建てが売れているとよく言われていますが、誇張抜きで新築戸建ては飛ぶように売れております。更地の状態からチェックしている人も多く、完成間近に内見ができる状態になると、いっせいに購入申込みが入ります。

 

そんな人気の物件には、ほぼ確実に購入申込みが殺到しますが、購入できるのはたった1組のお客様です。そんな状況では、一番よい条件のお客様に決まることが多いです。そこで、他の申込者に差をつける為の3箇条はこちらになります。

 

(1)価格は満額(値引き交渉はしない)
私も価格交渉をしたいところではありますが、購入申込みが殺到している時点で、売出価格満額で購入しなければ購入は難しいといえます。初めから満額で提示して、話を固めてしまいましょう。

(2)ローン審査は一刻も早く、都市銀行で
住宅ローンの事前審査が通過すれば、契約も確実にOKとなり、ライバルに一歩リードできます。そんなとき、ネット銀行などの事前審査では確実性が低いので、都市銀行で審査を通過するよう頑張ってみましょう。ただし、現金一括購入の方が現れると絶対に勝てません。トランプのジョーカーのようなものです。

(3)契約、決済(引渡し)は最短で
契約も、決済(引渡し)も早ければ早い方が有利です。特に新築一戸建ては、契約日当日に現金購入者が現れてしまい、破談になったケースは本当にありますので、特に注意が必要です。

 

このように、人気物件を押さえるためには、買主様としては、かなりの譲歩が必要になるかもしれません。人気物件というのはそれだけ上から目線ということです。不動産はこの世にひとつしかないものですから、こういう取引のされ方をするということを、ぜひご理解いただきたいと思います。

 

 

井原直樹(REDSエージェント、080-7564-4417、n.ihara@red-sys.jp)
長野県出身、宅建士、宅建マイスター。担当エリアは東京23区、埼玉県南部、千葉県西部、神奈川県。マンション売買を最も得意とする。
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