REDSエージェント、宅建士、宅建マイスターの井原です。

 

家を買うには住宅ローンを組まなければならない人が大半だと思いますが、人によっては「過去にローン事故があったからブラックリストに載っているかもしれない。だから自分は住宅ローンを組むことができないので家を買うこととは無縁である」とあきらめているかもしれません。

 

クレジットカードと女性

(写真はイメージです)

 

俗にいう「ブラックリスト」とはどのような状態を指すのでしょうか。簡単に言うと、クレジットカードの支払いや各種ローンなどの支払いが継続して遅れてしまうと、当初借りていた金融機関から「債権回収会社(サービサー)」に債権が移動します。そして、債権が移動したことが個人信用情報機関に登録されます。この状態のことを「ブラックリストに載った」と言います。

 

問題なのは、新たな借り入れをしたくなって申し込みをしたときに、金融機関は必ず個人信用情報機関に照会を入れることです。当然、審査は通らず、結果的にどの金融機関でも融資が受けられません。ただ、このような状態は永遠に続くのかというとそうではなく、支払いが数か月遅れた場合や任意整理、特定調停は5年、自己破産や個人再生は5~10年とされています。

 

ところでここ数年、思いもよらないことからブラックリストに掲載され、住宅ローンの審査に通らないという人が増えています。それはどういう方かというと、携帯電話の本体代金を割賦で支払っている方です。

 

新しい携帯電話を購入したときに一括で買うと12万円くらいすることがあるので、2年間5,000円ずつ毎月の利用料金に上乗せして返済していくというアレです。携帯電話利用料金と一緒に支払うので「借り入れ」という認識はありませんが、滞納が続けばしっかり個人信用情報に登録されているのです。

 

実際にあったのは、お子様用の携帯電話を親御さん名義で契約しており、途中解約した月だけ支払いをしておらず、1年近く経ってしまったことにより、ブラックリストに載ってしまっていたというケースです。また、1か月分の支払いがされていないまま、海外転勤してしまい、国内に戻って事故だと知った、などです。

 

決して故意ではなく、うっかりミスなのですが、それでもブラックリスト入りしてしまいます。

携帯電話のほか、奨学金についても10年くらい前から、個人信用情報へ登録されているようです。これも借り入れですので、支払いに事故があれば個人信用情報へ登録されます。

 

ただブラックリストに載ってしまうと住宅は買えないのかというと、必ずしもそうではありません。うっかりミスでのブラックリスト入りなら、住宅ローン審査が通ることもあるからです。いくつかの条件を満たせば、0.5~0.7%程度の低金利で融資してくれる金融機関もあります。

 

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井原直樹(REDSエージェント、080-7564-4417、n.ihara@red-sys.jp)
長野県出身、宅建士、宅建マイスター。担当エリアは東京23区、埼玉県南部、千葉県西部、神奈川県。マンション売買を最も得意とする。
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