不動産情報サイト事業者連絡協議会は10月24日、「不動産サイト利用者意識に関する調査」をまとめた。過去1年間にインターネットを利用して居住用の賃貸住宅もしくは、分譲住宅の物件情報を調べた1651人を対象にアンケートした。回答者の男女比率は7割超が女性とバイアスがかかっているものの、スマートフォンの活用が賃貸・売買ともに90%を超えた。年齢が上がるほどにパソコン利用が多く、若い人ほどスマホの利用が高い。ただ、60歳以上であってもスマホ利用は69.2%とほぼ7割を占めており、スマホは全世代で浸透していることがわかった。

 

不動産会社を選ぶポイントとして、最も多い理由が「写真の点数が多い」(76.1%)で、2位の「店舗がアクセスしやすい場所にある」(42%)以下を大きく引き離して断トツだった。賃貸・売買別に見ても共に写真点数がトップ。その写真内容は、売買が物件概観を重視するのに対し、賃貸では室内設備を重視している。

 

店舗のアクセスの良さも聞いたところ、賃貸と売買で重要度が異なっているのも特徴。賃貸では、50.5%が店舗アクセスを重視するが、売買では29.9にとどまった。

 

サイトに対する不満を見ると、賃貸のトップは「物件の詳細情報が不足していた」(41.1%)、次いで「同じ物件ばかり掲載されていた」(38.7%)、「物件情報が事実と異なっていた」(30.5%)だった。売買では、「同じ物件ばかり掲載されていた」(44.4%)が最も多く、「物件の詳細情報が不足していた」(43.2%)、「物件情報が事実と異なっていた」(27.6%)と続いた。賃貸・売買とも「成約済みの物件が残っていた」が4位となった。

 

情報の正確性や更新性、充実だけでなく、ネガティブ情報の提供に対する要望も高い。物件内覧時に情報の相違があったり、待ち合わせで来店を強要したりすると過半数の消費者が今後問い合わせをしないこともわかった。

 

公開日: 2018年10月25日

 

出典:週刊住宅タイムズ

 

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