東日本不動産流通機構(東日本レインズ、瀬川信義理事長)は、首都圏の6月の不動産流通動向をまとめた。中古マンションを見ると、成約件数は3317件と前年同月比0.5%マイナスと5月に続いて減少した。成約価格は、3320万円(同5.0%上昇)と2013年1月から66カ月連続で1年前の水準を上回った。成約価格を1㎡当たりの単価ベースで地域ごとに見ると、神奈川県他を除いて全地域で上昇している。

 

地域別の成約数は、埼玉県と横浜・川崎市を除く各地域で前年比減少し、埼玉県(418件)が9カ月ぶりにプラス浮上。横浜・川崎市は612件だった。神奈川県他は230件で前年比0.4%マイナス。東京都区部は1351件(同5.5%マイナス)となり2カ月連続で前年同月を下回り、多摩も316件で同1.3%減らした。千葉は390件(同4.6%マイナス)だった。

 

在庫件数は、4万5712件で1年前に比べて8.5%増加し、37カ月続けて前年同月を上回った。前月比では横ばいだったものの、徐々に在庫が積み上がる傾向が見て取れる。

 

中古戸建住宅は、6月の成約件数が1188件となり、前年比7.7%増加した。半年ぶりに1年前の水準を上回った。成約価格も5.5%上昇し3099万円と10カ月連続で前年同月比を上回った。前月比では1.1%下落している。成約価格は、多摩を除く各地域が1年前に比べて上昇した。

 

地域別に見ると、成約数は多摩と埼玉県を除く各地域が前年比で増加し、東京23区と神奈川県他は2割を超える大幅増加となった。都区部は204件(25.9%増)、横浜・川崎市が190件(同7.3%増)、神奈川県他が161件(同30.9%増)となった。千葉県も252件(同4.1%増)も増えた。一方、多摩は152件(同6.2%減)と3カ月続けて前年同月を下回り、埼玉県も229件(同3.4%減)と6カ月連続で下回った。

 

在庫件数は、1万9615件となり前年比で8.9%増加して13カ月連続で増えた。前月比でも0.8%増加した。その在庫の価格は3929万円で1年前に比べて2.4%下落した。新規登録の価格は3863万円(同0.2%上昇)とほぼ横ばいだった。

 

公開日: 2018年7月11日

 

出典:週刊住宅タイムズ

 

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