首都圏で毎年、増え続ける分譲マンション。しかし、その資産価値を長く保つことができるものは限られるのではないでしょうか。不動産の価格は、利用価値で決まるといわれます。

 

その不動産を利用する人間の数が減っていく近未来、利用価値は低くなるため、価格は下がっていきます。住宅ジャーナリスト、榊淳司氏は近著『2025年 東京不動産大暴落』でこう警鐘を鳴らしました。

 

各メディアで健筆をふるう榊氏は不動産への愛ゆえの辛口で知られますが、そんな榊氏にも資産性や流動性からその価値に脱帽したマンションがあります。マンションの具体名を挙げて、なぜ優れているのかを紹介していきます。

 

資産価値の高い優良マンション,港区,グランスイート麻布台ヒルトップタワー

(写真はイメージです)

 

グランスイート麻布台ヒルトップタワー

 

売主・丸紅 東京メトロ南北線 「六本木一丁目」駅  徒歩7分 
全166戸 2013年12月完成  RC一部S 28階

 

非常に落ち着いた街並みが魅力

 

このタワーは、『ブランズ麻布狸穴町』のすぐ北側に誕生しました。街並みがしごく落ち着いています。旧郵政省跡のある麻布郵便局が真向かいにあり、外務省の飯倉公館、島崎藤村旧居跡。ロシア大使館の裏手には東京アメリカンクラブがあり、国際色豊かで結構いいところだと思います。東京タワーまで徒歩8分、芝公園も徒歩9分にあります。

 

ロシア大使館とはワンブロックも離れていません。2月7日の「北方領土の日」などにはロシア大使館付近に右翼街宣車による抗議活動が活発に行われます。このマンションが面する外苑東通りは「街宣車銀座」といっていいストリートでしょう。まあ、最近は中国大使館や韓国大使館の近辺のほうがも騒がしいですが。

 

ただこれは、資産的には大きなハンディキャップと言わざるを得ません。北方領土問題が解決すれば、こういうこともなくなるのでしょうが、まあそんなことが我々の生きているうちに可能になるとも思えません。ということは、このマンションに住んでいる限り、街宣車の流す軍歌がBGMになる日があるということです。

 

さて、このマンションのメリットはやはり眺望ですね。周囲にタワーマンションをあまり見かけません。しかも、このあたりは「ヒルトップ」と呼ぶだけあって高台地形。パノラミックな眺望を楽しめる条件になります。特に、六本木方面の眺望が物件のオフィシャルページに出ていましたが、とてもすばらしいですね。ただし、そういったことも回りにニョキニョキとタワーマンションができてしまえばすっかり色あせます。そのあたりも十分に予想しながら検討すべきでしょうね。

 

竣工は2014年の2月。消費税が8%に増税されたのは同年4月からですから、本来なら「駆け込み需要」でスカッと完売したはずなのですが、実際は竣工後数カ月がたつまで完売しませんでした。やはり場所がちょっと中途半端なのが響いたのかもしれません。当時のオフィシャルページに出ていた間取りをみると、がんばっているけれど住みにくそうなものが多かった記憶があります。

 

販売の最終局面であった2013年5月時点で表示されていた価格を坪単価に換算すると414万~694万円でした。いろいろ調べてみると、平均の坪単価にして485万円くらいだという情報がありました。
その当時で、ちょっと高いような印象を持ちました。「六本木1丁目」駅へ徒歩7分、「麻布十番」駅へ徒歩8分です。立地は悪くはないのですが、よくもありません。

 

現在、相場観としては坪単価500万円台の中盤ですね。他の物件と比べると、値上がり幅は狭いようです。物件規模があまり大きくないので、売出し物件や成約数も少なめ。港区のタワーの中では地味な部類ですね。

 

ただし、交通スペックはいまいちですから、資産価値はそこそこ。この街が好きな人向けのマンションですね。

 

 

榊淳司(住宅ジャーナリスト)
1962年生まれ、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。一般の人々に分かりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。近著に『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『マンション格差』(講談社現代新書)など。

 

 

▼他にもあります、港区の優良マンション

≫ ザ・ヒルトップタワー高輪台

≫南青山マスターズハウス

≫ ザ・パークハウス西麻布レジデンス

≫ プラウドタワー白金台

 

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