首都圏で毎年、増え続ける分譲マンション。しかし、その資産価値を長く保つことができるものは限られるのではないでしょうか。不動産の価格は、利用価値で決まるといわれます。

 

その不動産を利用する人間の数が減っていく近未来、利用価値は低くなるため、価格は下がっていきます。住宅ジャーナリスト、榊淳司氏は近著『2025年 東京不動産大暴落』でこう警鐘を鳴らしました。

 

各メディアで健筆をふるう榊氏は不動産への愛ゆえの辛口で知られますが、そんな榊氏にも資産性や流動性からその価値に脱帽したマンションがあります。マンションの具体名を挙げて、なぜ優れているのかを紹介していきます。

 

資産価値の高い優良マンション,港区,プラウドタワー白金

(写真はイメージです)

 

プラウドタワー白金台

 

売主・野村不動産 都営浅草線「高輪台」駅徒歩3分
全188戸 (非分譲住戸70戸含む) 2014年9月完成 RC34階

 

高輪台3分で眺望よし

 

都営浅草線「高輪台」の駅周辺では、2009年から2014年頃まで、タワーマンションが5物件販売されました。1本めの『ヒルトップタワー』は2010年に早々と完売。もう1本は三井不動産レジデンシャルの『パークタワー高輪』。そして3本目のタワーが、この『プラウドタワー白金』でした。その後が『ルフォン白金台 ザ・タワーレジデンス』と同じ野村不動産の『プラウドタワー高輪台』になります。

 

中でも、最も駅から離れているのがこの物件です。離れているといっても、「高輪台」駅から徒歩3分です。このタワー周辺には圧迫感を感じる建物はありませんので、タワーとしての好条件は整っているといえるでしょう。

 

やや気になったのは、非分譲住戸70戸の存在。駐車場や駐輪場にも、キッチリと非分譲住戸分が決められていました。どのような経緯で建て替えとなったのかは分かりませんが、再開発組合をつくってさんざん話し合ったのでしょうから70戸の結束はそこそこ固いと思います。竣工引渡し後に結成された管理組合でも、支配層となっている可能性が大。それが吉と出るか凶と出るかは、住んでみなければわからないところです。ただ、あまり都合のいいことばかりを考えない方がいいでしょう。

 

高くなったが今はあまり売れていない

 

間取り  1LDK ~3LDK
専有面積 41.59~111.69㎡

 

全体的な間取りと面積は以上のとおりですが、注目されたのはやはり新築時の価格でした。ヒルトップが2010年当時「安い」と評判になった坪単価370万円でした。あの頃は港区内でも平気で坪単価が300万円台だったのですよ。

 

販売が始まったのは2012年12月。こちらはヒルトップよりも2分、駅から遠くなるため、安くなって当たり前でした。しかし、ヒルトップはもともと賃貸仕様。こちらは分譲。しかもプラウド。そのあたりを、野村不動産がどう判断するかが注目されました。

 

2013年の1月あたり、オフィシャルページに示されていた坪単価を見ると、だいたい329万~362万円の間でした。私の当時の推定平均坪単価は全体で350万~360万円前後となります。2012年はまだ、港区でも若干、下落基調だったのですね。

 

現在、ノムコムを見ると、2018年4月の参考相場価格は5,977万~2億1,481億円。参考相場単価は㎡単価で121万~191万円と出ていました。坪単価にすると400万~631万円に上昇しました(編集部注:2018年4月30日現在)。ただ、注意しなければならないのは、その水準が定着したとは言い難いことです。なぜなら、成約している住戸が少ないからです。

 

この高輪台駅の周辺エリアは、タワマンの開発ラッシュがあっただけに、これから5年先、10年先の中古市場は軟調に推移するはずです。もともと、港区内でも比較的安くマンションが買えるエリアです。下がり始めたら慎重に物件を見定めて、ぜひ価格交渉も交えるべきです。

 

 

榊淳司(住宅ジャーナリスト)
1962年生まれ、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。一般の人々に分かりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。近著に『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『マンション格差』(講談社現代新書)など。

 

 

▼他にもあります、港区の優良マンション

≫ ザ・ヒルトップタワー高輪台

≫南青山マスターズハウス

≫ ザ・パークハウス西麻布レジデンス

≫ グランスイート麻布台ヒルトップタワー

 

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