首都圏で毎年、増え続ける分譲マンション。しかし、その資産価値を長く保つことができるものは限られるのではないでしょうか。不動産の価格は、利用価値で決まるといわれます。

 

その不動産を利用する人間の数が減っていく近未来、利用価値は低くなるため、価格は下がっていきます。住宅ジャーナリスト、榊淳司氏は近著『2025年 東京不動産大暴落』でこう警鐘を鳴らしました。

 

各メディアで健筆をふるう榊氏は不動産への愛ゆえの辛口で知られますが、そんな榊氏にも資産性や流動性からその価値に脱帽したマンションがあります。マンションの具体名を挙げて、なぜ優れているのかを紹介していきます。

 

資産価値の高い優良マンション,港区,パークコート六本木ヒルトップ

(写真はイメージです)

 

パークコート六本木ヒルトップ

 

売主・三井不動産レジデンシャル 
東京メトロ南北線 「六本木一丁目」駅 徒歩2分
全270戸(販売総戸数211戸) 平成24年8月 27階建て

 

現状では新築時の1.5倍に高騰しているが・・・

 

このマンションは、「アークヒルズ仙石山レジデンス」にほぼ隣接しています。最寄り駅は「六本木1丁目」。新築分譲時は「徒歩3分」の表示でした。今は「徒歩2分」と表示されています。駅に新たな改札ができたのでしょう。

 

場所は「住友不動産が開発した泉ガーデンのほぼ裏手で、周辺エリアはどちらかといえば繁華街・六本木のイメージがかなり薄く、オフィス街の虎ノ門に近い印象です。六本木の繁華なイメージとはやや異なっています。また飲食店街からもやや距離を置いています。

 

周辺にはサウジアラビア大使館やタワーマンションなども多いのですが、「このあたりの方は、日常食材をどこのスーパーで買うのだろう」などと余計なことを考えたりします。まさか、毎日のように成城石井でしょうか?外食などは泉ガーデンがあるのでかなり便利そうではあります。さらに2016年には住友不動産六本木グランドタワーもできました。

 

住宅は270戸ということなので、それほど大規模でもありませんが一応は27階建てのタワーマンションです。そのうち「地権者住戸」は59戸で全体の約21%でした。居住者が多いのか、売却した人がどれくらいなのか、賃貸に回っているのは何戸なのか、気になるところです。再開発の場合は、再開発組合とデベロッパーのなれ合いがそのまま管理組合の運営に持ち込まれるケースも多いので、注意が必要です。

 

新築分譲時の概要から読み取れた間取りと面積は以下の通り。これが全体像です。

 

間取り  1LDK~3LDK
住戸面積 45.18㎡(12戸)~151.99㎡(1戸)

 

間取りもタワーマンションならではの大きな柱型の処理に苦労している様子がうかがえますが、まあ工夫はしている方でしょう。ただ、どうやら乾式壁を多用しているようです。遮音性が低いため、具体的に購入を検討するとすれば、間取りについては隣戸との状況なども詳細に検討する必要がありそうです。隣戸の水回りが主寝室に隣接していると音に悩まされることになります。

 

このマンションはやはり「六本木」というイメージよりも、環境を重視するタイプ向き。ただ、これはTHE ROPPONGI TOKYOのような「特殊物件」ではありません。周辺には、これよりも高いマンションや業務ビルが林立していますので、とてもタワーらしい開放感や爽快感は期待できないでしょう。

 

新築分譲時の販売坪単価は500万円前後でした。現状の売出し物件は坪単価700万円台の後半から800万円台になっています。しかし、ここ1年以内に成約した3物件の坪単価は約600万~754万円でした。新築で購入された方が「今のうちに」と売り出されているようですが、なかなか成約には結びついていない模様です。現状の都心物件ではありがちな市場の風景となっています。

 

 

榊淳司(住宅ジャーナリスト)
1962年生まれ、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。一般の人々に分かりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。近著に『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『マンション格差』(講談社現代新書)など。

 

 

▼他にもあります、港区の優良マンション

≫ 麻布台パークハウス

≫ ザ・パークハウス愛宕虎ノ門

≫ ベイクレストタワー

≫ シティタワー品川

 

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