首都圏で毎年、増え続ける分譲マンション。しかし、その資産価値を長く保つことができるものは限られるのではないでしょうか。不動産の価格は、利用価値で決まるといわれます。

 

その不動産を利用する人間の数が減っていく近未来、利用価値は低くなるため、価格は下がっていきます。住宅ジャーナリスト、榊淳司氏は近著『2025年 東京不動産大暴落』でこう警鐘を鳴らしました。

 

各メディアで健筆をふるう榊氏は辛口で知られますが、そんな榊氏にも資産性や流動性からその価値に脱帽したマンションがあります。この連載では、マンションの具体名を挙げて、なぜ優れているのかを紹介していきます。

 

資産価値の高い優良マンション,港区,パークホームズ品川ザ・レジデンス

(写真はイメージです)

 

パークホームズ品川 ザ・レジデンス

 

売主・三井不動産レジデンシャル 山手線 「品川」駅 徒歩11分
全209戸 2014年10月完成 16階建て

 

豪華客船イメージのキャナルサイドマンション

 

このマンションは敷地の南側が天王洲運河、東側が高浜運河と、ほぼ2方向が運河に沿っているので、外観は豪華客船を思わせるような、ちょっとロマンティックな姿をしています。レストランだったら、この場所にあればとても魅力的でしょう。

 

しかし、365日24時間を暮らすマンションとなると、どうでしょうか。

 

私に言わせれば、運河に沿っているというのは、必ずしもいいことばかりではありません。その意味で、ちょっと難しいマンションといえるかもしれません。

 

「品川駅に歩けるから」「インターシティが生活圏だから」「港区アドレスだから」「キャナル沿いだから」など理由がないと、人によっては購入へは踏み出しにくい物件かと。ロマンティックなイメージはよいのですが、あまりに運河の存在が強すぎるために「地震がくれば、津波の被害に遭うのではないか」と想像せざるをえないからです。

 

新築販売時には売主だった「三井不動産レジデンシャル」が、何億円もかけてロマンティックなイメージでプロモーションを行いました。広告だけ見ていると「いい物件」に見えたでしょう。パースもきれいです。「水辺」の住まいがロマンティックに描かれていました。しかし、この戸数を完売させるのに1年以上もかけていたと記憶しています。

 

「品川駅徒歩11分、運河沿いで津波の被害を受けそうなマンション」「日常の買い物は著しく不便」「周りの街並みはいかにも殺風景」……。そういった条件が、モロに表面に出てくるのです。前面道路の交通量が多く、とても子供を伸び伸び育てるという環境ではなさそうに思えます。

 

リニア開通で評価アップか

 

それでも私が、資産価値は下落しないと考えるのはなぜか。ひとつに、そのロマンティックなイメージに惹かれる人は多いからです。現地は南北に長い敷地形状で、住棟は南を基点にV字型に配置されています。

 

パースだけ見ていると、とてもカッコよく感じました。今も対岸側からみると、そういう魅力をたっぷりとたたえています。またアドレスはいちおう「港区」です。境界線ギリギリで、橋を渡れば品川区ですが。

 

品川駅へ徒歩11分というのは、それなりのポジションです。たとえば、新幹線を使った出張がひと月に5回以上とか、インターシティの中に勤務先がある、という事情の方には持ってこいですね。また、リニアモーターカーが開通すれば、このあたりの不動産は資産価値が一段と高く評価される可能性もあります。

 

新築販売時の価格は坪単価200万円台の後半でした。現在は坪単価300万円台の前半から中盤が目安になるまで上昇しました。「水辺に住みたい」という方にはとても魅力的なマンションといえるでしょう。

 

ただ、繰り返しになりますが、津波の危険性はご理解ください。東京湾は3メートル程度の津波があり得るとされています。もし現実のものとなったら、資産価値には著しく悪影響を及ぼします。

 

 

榊淳司(住宅ジャーナリスト)
1962年生まれ、京都府出身。同志社大法学部および慶応大文学部卒。不動産の広告・販売戦略立案の現場に20年以上携わる。一般の人々に分かりにくい業界内の情報や、マンション分譲事業の仕組み、現場担当者の心理構造などをブログ上で解説。近著に『2025年東京不動産大暴落』(イースト新書)、『マンション格差』(講談社現代新書)など。

 

 

▼他にもあります、港区の優良マンション

≫ パークコート赤坂檜町ザ タワー

≫ パークリュクス白金高輪

≫ グローバルフロントタワー

≫ パークホームズ南麻布 ザ・レジデンス

 

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