公開日:2021年7月30日
オリンピック選手村跡地のマンション HARUMI FLAGは狙い目か
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「リアル正直不動産」を目指している宅建士の菊池弘之です。
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東京オリンピックが開催中の今、毎日選手のメダル獲得のニュースがあり、毎日嬉しい気分になっています。
サッカー・卓球は特に好きなので見ていますが、バスケットボールの3×3、スケートボードも今回初めて観戦して、面白い競技だと感じました。
まだまだオリンピック期間は続くので、引き続きテレビの前から応援していきたいと思います。
そんな中、海外の選手が選手村の中の様子をSNSにアップロードしている写真をよく見かけます。
その選手村の建物こそが、オリンピック終了後にマンションとして供給される
「HARUMI FLAG」(ハルミ フラッグ)です。
公式ホームページ
https://www.31sumai.com/mfr/X1604/outline.html
今回オリンピックが1年延期となり、引き渡しは当初より遅れていて2024年3月以降になるようで、
約2年半後に完成と少し先ですが、私はこのマンションに注目しています。
総戸数も賃貸住居合わせて約5,600戸、分譲住戸だけでも約4,000戸とスケールが大きく、東京都と大手ディベロッパー等計11社による共同事業です。
もちろん間取タイプ・価格タイプもさまざまなものがあります。
さて、売出されるタイプの中で、資産価値で考えると、購入するとしたらどのタイプが狙い目でしょうか。
この晴海というエリアと、販売価格を考えると、
「最低販売価格の約5,000万円~1億円」のタイプの部屋で、かつ「眺望の良い部屋」になると思います。
以下のような理由が考えられると思います。
現在このエリアで売買が活発な既存のタワーマンション等から想定して、
①共働きの30歳代~40歳代のファミリーが購入する場合、世帯年収は1,000万円~1,500万円がボリューム層と推測され、1億円を超える部屋については保有後の売却に時間がかかる可能性があること。
②また1億円を超える物件となると、千代田区・港区などのさらに都心の物件と競合することになり、マンション購入者の心理として、上記のようなさらに都心のエリアの方を選ぶ方が多くなると予想されること。
③この晴海フラッグのエリアは今回一括での開発事業なので、分譲時の段階で眺望が良い部屋であれば、その後前面に建物が建つ可能性が基本的には無いこと。
④湾岸エリアなので、眺望は重視され、資産価値として重要であり、眺望の無い部屋(海が見えない部屋)は、売却時に湾岸エリアの物件の中ではウィークポイントとなってしまうこと。
湾岸エリアはもともと人が住んでいないエリアのため、このエリア内での住み替え需要が発生しずらく、取得するとしたら一次取得のファミリーがメイン層だと推測されます。
そうすると1億円以上の部屋はなかなか手が届かなく、その後売却するとしても、この湾岸エリアで1億円以上の予算のお客様はかなり限られるのではないかと思います。
以上より、繰り返しになりますが、
「最低販売価格の約5,000万円~1億円」のタイプの部屋で、かつ「眺望の良い部屋」を手に入れることができれば、保有後の売却となった場合でも容易に次の購入者を見つけることができ、資産価値としては十分良いのではないでしょうか。
以上、私の個人的な見解ではありますが、「HARUMI FLAG」について思うところを書いてみました。
オリンピック時の分譲マンションとなるので、オリンピックが終わった後も東京のランドマーク的なマンションになっていくと思います。
※今回ご紹介したHARUMI FLAG については、新築マンションなので、購入する際には売主のディベロッパーへの問い合わせが必要です。弊社REDSはお手伝いが叶いませんが、HARUMI FLAG周辺の湾岸エリアの中古マンションでしたらほとんどの物件がご紹介可能です。
HARUMI FLAGを検討する際に併せて中古物件も検討したいということであれば、ぜひ弊社までご連絡ください。中古物件のメリットデメリットをしっかり説明いたします。
このブログが少しでも皆様のお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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