皆様こんにちは。
首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】のエージェント、宅建士の堀 茂勝(しげかつ)です。
6/5に放映されました「NHKスペシャル」のTV番組を見ました。
いつ逃げる? どこへ逃げる?
6/15に、日本全国が「梅雨」に入りました。
H30年の西日本豪雨、令和元年の台風19号、令和2年の7月豪雨・・・。連続して水害が起きており、今年もまた「水害」が起こる危険性が叫ばれております。
不動産の購入や転居を考える時にも、「水害のリスク」は非常に意識すべき項目ですので、ぜひこういった番組や情報はご覧になっておくことをおススメいたします。
さて、この番組で取り上げられました、NHKの特別サイト「全国ハザードマップ」は、期間限定の特設サイトでありながら、良くできていました。
ぜひ、実際に使ってみてはいかがでしょうか。
自宅と、ご実家の場所を調べておこう!「全国ハザードマップ」
使い方は簡単。
地図を開いて、じぶんの調べたい場所を探します。住所を入力して検索も可能です。
洪水時の最大浸水想定「浸水深」を見てみよう!
たとえば、おしゃれな世田谷マダムに人気の「二子玉川」エリアを見てみましょう。
こちらは、台風19号で浸水したエリアとして、逆の意味でも有名になってしまいました。
地図を見てみますと・・・
こちらのように、二子玉川駅周辺に浸水の危険なエリアが広がっており、駅から数百メートルの場所に「最大浸水想定10~20m」のエリアもあります。
上記の説明図は、国土交通省の「浸水シミュレーション検索システム」での説明図です。
単なる図として見るのではなく、想像力を働かせてください!
浸水深が3m以上で1階部分が水没してしまいますが、2階へ逃げれば助かるかもしれません。
しかし5mを超えると、2階でも危険ですから屋根へ逃げなくてはなりません。
でも、さきほどの10m以上を想定されたエリアでは、おそらく3階建の戸建は、水没してしまいます。
のんびりと家の中にいることは危険です。河川反乱の危険があれば、すぐに高台や高い建物に逃げる必要があります。
ターミナル駅の近くにも「土砂災害特別警戒区域」がっ!
危険なのは、水害だけではありません。
熱海の土砂崩れがありましたように、「土砂崩れ」も、非常に危険な脅威です。
下のハザードマップは、いま駅前再開発が進んでいる、東急東横線「綱島」駅の近くの図ですが、駅のすぐ近くに「土砂災害警戒区域」「土砂災害特別警戒区域」が点在していることがわかります。関東平野の中心の23区にはあまりありませんが、川崎横浜など坂が多い地形のところには、かなり密集しています。
溝の口駅、横浜駅、鶴見駅など、大きな駅のすぐ近くにも、こういった危険なエリアがあります。「いつもよく買い物に行く場所だあ!」という方は、この「全国ハザードマップ」でチェックしておいて、もしその周辺で買い物をしているときに地震やゲリラ豪雨などにあった際には、すぐにどこへ逃げたらいいのか、考えておくことも、命を守るうえで非常に重要です。