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公開日:2022年5月19日

令和4年4月の首都圏・不動産売買の状況

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REDS【株式会社 不動産流通システム】 金谷(カネヤ)です。

 

令和4年4月の首都圏・不動産売買の状況をお知らせさせていただきます。

 

公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の月次速報:サマリーレポート(2022年度4月版)によると、首都圏(1都3県)の前年の同月比はこのような状況となりました。

 

◎中古マンション成約件数

 

4月度も全エリアにて前年度比はマイナスとなりました。

在庫の件数につきましては、昨年6月より継続して増加しておりましたが、10か月ぶりに僅かではありますがマイナスに転じております。

通常は、在庫数が減少すると価格が上昇する傾向が見られますが、最近では在庫数が増加しているにもかかわらず、成約単価が上昇しておりました。

今後の在庫数の変動による価格への影響が、どの様に表れるか注視していきたいと思います。

 

◎中古マンション成約単価

 

先月と同様で、中古マンションの成約単価につきましては、全エリアで上昇となりました。

物件の在庫件数や成約件数にかかわらず、成約単価につきましては上昇している傾向が全く変わりません。

ニーズが高い物件は、今でも多くのお客様が競合する事が多く、まだこの傾向が落ち着きそうな気配は感じられません。

しかしながら、どの様な物件でも平均的に上昇している訳では無いようですので、ご売却を検討される際には、成約となった物件が、どれくらいの期間を要したかも含めて、適正な金額について慎重に分析する必要があると思われます。

 

◎中古戸建成約件数

 

中古戸建は横浜、川﨑を除いた神奈川県エリア以外では、全エリアで成約件数が減少となりました。

成約件数、成約価格ともに、地域によって若干の違いはあるものの、中古マンションとほぼ同様な動きです。

 

◎中古戸建成約単価

 

中古戸建の成約価格も、埼玉県を除き全ての地域で上昇となっております。

 

最近の不動産売買の傾向は、在庫数に影響されることなく、成約件数減少、成約価格上昇が継続しております。

不動産市況では、コロナ禍での影響は少なくなってきている様子ですが、今後は世界経済の影響による物価の上昇等で、建築コストの上昇も想定され、市場価格にも影響が出てくることも想定されます。

 

様々な角度から、ご購入、ご売却ともにお客様にとって良いご提案をさせていただければ幸いです。

REDS【株式会社 不動産流通システム】の金谷(カネヤ)までお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

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金谷 昭夫
(宅建士・リフォームスタイリスト)

高く早く売却する方法をご提案致します。

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