皆様、こんにちは。
先日、(公財)東日本不動産流通機構が2022年4月の首都圏不動産流通市場動向を発表しました。
それによると、中古マンション在庫件数は3ヵ月連続の増加で、増加幅も広がっているそうです。
その為、現在市場には比較的、物件が「ある」状態となっております。
ただ一方で、1平方メートル当たりの成約単価については、
「24ヵ月連続」で前年同月を上回り、上昇率も2ヵ月連続の「2ケタ上昇」となるようです、
(戸当たりの平均価格は4,363万円(14.0%上昇))
この現象は、全般的な価格上昇傾向に加え、成約物件における都区部の構成割合が増えたことも
要因の一つとして考えられるそうです。
この先、円安などの影響により、日本でもインフレが進むとも云われますし、
益々不動産価格は上がっていく時代となるのでしょうか。
ただ、仮に、これから本格的なインフレが起こるとすると、
購入のお客様にとっては、一つの大きなチャンスと云えるのかも知れません。
もちろん、将来的に金利が上がってしまうリスクは考えられるのですが、
そのデメリットにつき、今後日銀が大幅に上げてくることは考えにくいように思っております。
それに対し、
■比較的「タマ」のある市場の中から、気に入った物件を選べる。
■融資の借入金は、インフレが起こることで、実質的に目減りするようになる。
■将来的な資産価値について、円保有(貯金)の場合は減ってしまうが、不動産は「その時の相場」で価格が決定されるため、高騰する可能性が考えられる。
個人的には今、物件をお探しの方を羨ましくも感じますが、
ご参考までにいただけると幸いです。