(公財)東日本不動産流通機構(レインズ)が、3月10日に2022年2月の首都圏不動産流通市場動向を発表しました。
2月の首都圏中古マンションの成約件数は3,146件となり、前年同月比12.3%の減少ふぇ、2ヵ月連続で減少となっています。
都県別では、東京都が1,618件(同11.3%減)、埼玉県が406件(同4.9%減)、千葉県が370件(同15.3%減)、神奈川県が752件(同16.4%減)と、全都県で成約件数が減少しています。
その点、実際に成約した単価は、1平方メートル当たりの成約単価は62万5,100円で8.4%上昇と、22ヵ月連続の上昇を続けています。
このように、「成約数が減って成約価格が上がっている」という結果がでました。
日々の体感としてですが、条件が良い物件に対して買主様の競争が、以前よりも激化してきていると感じます。
成約事例より価格が高くても、情報を公開すると即座に複数のお申し込みが入るケースが多発しています。
「成約数が減って成約価格が上がっている」という結果は、物件在庫数が減少していることもありますが、良い物件にニーズが集中しているということでもありそうです。