REDS【宅建士】の山澤壮史です。
ローン減税の内容が今年から変わりました。
年末にマスコミでも取り上げていましたから、気にされていた方も多いのでは
ないでしょうか。
1%→0.7 %になる点はよく報道されていました。
中古住宅をお探しになっている方はご存じだと思いますが、中古住宅の場合
控除上限は2000万円の1%でしたから、0.7%になると条件が悪くなる
ように見えます。ただ、プラスになるところもあります。
中古の場合、木造の中古戸建(非耐火住宅)は原則築20年、マンション(耐火住宅)
は築25年以内という制限がありました。
つまり築22年の中古戸建でローン減税は原則使えず、使いたい場合は検査を行い、
直すなどの行為を行い、条件に適合させることが必要でした。
ここが昭和57年以降に建築された住宅(新耐震基準に適合した住宅)に大幅に緩和
されました。
つまり築30年の戸建やマンションでも基準を満たしていればローン減税が使えるこ
とになりました。
これまで築年数が古く使えないとあきらめていた方にもローン減税を使えるように
することで、中古住宅の流通を促す国の施策とも言えます。
中古住宅もぜひご検討してみてください。