皆さんこんにちは!
不動産流通システムの井上です。
今週は【マンション】を購入するなら新築・中古どちらでしょうか。
メリット、デメリットでご紹介させて頂きます。
少し長くなってしまいますので新築と中古の2つに分けて掲載させて頂きます。
今回は新築マンションでございます。
新築のメリット
①新調された設備、建具
なんといっても全てが新しいことです。各設備が最新の設備が整えられており綺麗な状態で新生活をスタートすることができます。
一番は補償内容が充実しているため、万が一にも対応している点であります。
分譲会社によっては新築購入時でしか入れない保証もあり、保証期間内であれば些細なものまで補修をして頂けるようでございます。
また、コンクリートなどの建築部材の寿命も延びており、気持ちいいだけでなく【住まいの安全性】も大きな付加価値なると考えております。
②修繕積立金が安い
新築・中古にかかわらずマンションでは修繕積立金の徴収が必ずと言っていいほどございます。
毎月収めた修繕積立金により、おおよそ10年から15年単位で大規模修繕や補修工事を行うことで建物を維持していくこととなります。
もちろん新しければ補修する箇所も少ないので比較的築年数が浅いマンションほど修繕積立金が安い傾向であります。
新築マンションであれば数年間は修繕積立金が安いのが一般的と言えるでしょう。
③担保評価など審査上優遇を受けることができます。
自宅を購入される際、住宅ローンをご利用になられる方が多いと思いますが、住宅ローンを利用する際に各金融機関の審査を受けます。
大きく分けて審査の中身は2つに分けら、お借入れをする方の審査と物件に対しての審査の2つがございます。
ここでお話する担保評価とはつまり物件に対しての審査でございます。
新築マンションの場合、当然評価も高いので、お客様の審査内容によっては好条件で借入を起こすことができます。
また、火災保険についても同様に優遇してもらえることが期待できます。
新築のデメリット
①中古に比べ高い
新築マンションは上記で記載されているようなメリットがあり、非常に魅力的ですが単純に金額が中古に比べ高いです。
近年は首都圏の新築マンション価格は一般的なサラリーマンの収入では購入するのが難しい価格で手が届かない水準になってきてます。
なぜ高くなってしまったのか。建築コストなど地価の上昇など様々な理由を挙げられますが、中古と違い大きな違いあるとすれば広告宣伝費でございます。
新築マンションを販売するにあたりテレビCM、折込チラシ、インターネットでの広告など費用は多岐にわたります。
広告費用は新築マンションの価格に大きく影響される要因の一つだと思います。
②資産価格の下落
新築マンションは上記で説明したとおり、コスト面で高くなってしまうのも当然ですが、新築はあくまでも購入時のプレミアであり、売却などをする際は中古になってしまいます。
もちろん場所・新築時の人気などで高く売却できる可能もありますが特殊です。
基本的はに入居した瞬間に価値が落ちてしまうのを念頭に置いて購入をご検討いただければと思います。
③未完成状態での購入も視野に
人気の新築マンションであればもちろん完成する前にすでに完売してしまうケースもございます。
もちろん使われている設備は最新で綺麗なものをですが実際に部屋を見る前に契約するので眺望や日当たり、部屋の雰囲気を確認せずに購入することは少なからずリスクを伴います。
中古マンションで室内確認はもちろんのこと、マンションの管理状況、住まわれている方の雰囲気など確認できるため安心できますが新築マンションはそれができません。
資産価値の観点からみても中古マンションの場合、該当マンションの成約履歴があれば、リセールバリューに目途を立てながら購入することができますが新築マンションは予測がより難しくなってしまいます。
また、近年では新築マンションの施工不良などがあり、新築だから絶対安心とは言えない状況でございます。
もちろん、携わっている業者は責任もって設計・施工・分譲するべきですが、購入者様も施工中の説明会などを利用し、ご検討いただくことをおススメします。
いかがだったでしょうか。
今回は新築マンションのメリット、デメリットをご紹介させて頂きました。
少しでも皆様の参考になれば幸いでございます。
次回は中古マンション編をご紹介させて頂きますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。