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リチャード M.ナッシュRichard M. Nash

3月のアメリカ不動産市場スナップショット

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公開日:2021年5月17日

       4月下旬にアメリカにおける2021年3月の既存(一軒家、マンション等を含む中古)住宅販売関連データを全米リアルター協会(NAR)が発表しました。それによりますと、3月の販売戸数は季節調整済年率換算値ベースで前月比3.7%落ち込み、6百1万戸になったそうです。しかし、昨年の同時期の販売戸数と比較すると12.3 上昇しているとのことです。堅調な需要環境が依然続いていることを示していると言えます。

       既存住宅の中央値価格は、アメリカの各地域で二桁の価格上昇を達成し、昨年3月の$280,700に比べて17.2%も上昇し$329,100に到達したそうです。これは109ヵ月連続の対前年比増額になります。9年以上も連続して値上がりしていることに驚きは隠せないですね!

       この凄まじい勢いに乗ったトレンドの理由は長引く住宅物件の在庫不足だそうです。3月末の在庫戸数は2月末と比べ3.9%増え107万戸になりましたが、これは前年同時期の149万戸と比較し28.2%下落し、歴史的に低水準が続いています。この為、売物件が市場に出ると、先月の20日間という記録を更新し、僅か18日で売れてしまうとのこと。昨年同時期は29日間ですから需要が如何にホットな状況にあるかが分かりますね。

       3月に入り住宅ローン金利が微上昇しましたが、まだ歴史的低水準にあるため、経済見通しは明るいとの結論でした。

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