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リチャード M.ナッシュRichard M. Nash

2月のアメリカ不動産市場スナップショット

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公開日:2021年3月29日

     アメリカにおける2021年2月の既存(⇒一軒家、マンション等を含む中古)住宅販売関連データが全米リアルター協会(NAR)により発表されました。それによりますと、2月の販売戸数は季節調整済年率換算値ベースで6百22万戸となり、前月比6.6%落ち込んだそうです。しかし、昨年の同時期の販売戸数と比較すると9.1%上昇しているとのことです。需要は依然堅調であることを物語っているみたいです。

     既存住宅の中央値価格は、アメリカの各地域で二桁の価格上昇を達成し、昨年2月の$270,000に比べて15.8%も高い$313,000だったそうです。これは108ヵ月連続の対前年比増額になります。9年連続とは凄いですね!

     この勢いの理由は住宅の在庫が引き続き低い水準にあるからだそうです。2月末の在庫戸数は1月末と変わらず103万戸でしたが、これは前年同時期の146万戸と比べて歴史的に例を見ない29.5%も下落しました。この為、売物件が市場に出ると僅か20日という記録的な短期間で売れてしまうそうです。一年前は36日間だったのですから需要が如何に強いかが分かりますね。

     しかし、3月に入り住宅ローン金利が上昇し始めていますので売れ行きも今の状況と同じペースで続くは難しくなる可能性が高いとの結論でした。

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