こんにちは。
仲介手数料が最大無料、お得で安心の不動産取引をご提供しております、不動産流通システム<REDS>の酒井です。
連日の報道にあるように、新型コロナウイルスの流行が「第3波」の様相を呈していますが、東京都が酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮を再び要請することを決めました。
ようやく街に活気が戻ってきたと実感していた矢先、これから年末の忘年会シーズンで飲食店はかきいれ時のタイミングでしたから、知人の居酒屋経営者は頭を抱えていました。
アメリカではコロナのワクチンが提供されるという話もありますが、先行きが不透明な時間はまだまだ続きそうですね。
そんな中で新たな就労形態とされているテレワークが徐々に浸透していますが、その影響か、「熱海」の不動産市場が特需に沸いているそうです。
ニュースによれば、問い合わせ数は前年同期と比べて約2倍、成約件数も1.5倍以上にそれぞれ増加して、物件の価格も1~2割上昇しているとのこと。
熱海といえば日本有数の温泉地、相模湾の海の幸と眺望をたのしみつつのテレワーク。
とても魅力的ですね。
出社が必要な場合でも、新幹線で40分台で東京に行けるとあって、出社義務があまりないような職種の方にピッタリと言えましょう。
私が気になっているのは、これが「移住」ではなく、あくまで「別荘(セカンドハウス)」という点です。
実際に、市の人口社会動態(転入・転出集計)では、今年9月末時点で転出が33人超過しています。
将来的にこれらの不動産に居住(移住)するという結果になれば、人口も分散されて地域活性化、良い結果につながりそうです。
ですが、そうならない目算が高いように思います。
残念ながら、将来的にはこの別荘が空き家になって放置される未来のほうが、可能性が高いのではないでしょうか。
不動産を所有していれば毎年固定資産税が必要です。
また、マンションなら毎月の管理費や修繕積立金、先々においては立替の問題が発生します。
不要になったときに売却できるような物件ならまだ良いです。
過去の例を見れば、固定費が高すぎて「価格の問題ではなく売れない」物件になりかねません(修繕積立金は基本的に上昇していきます)。
熱海ではありませんが、私のお客様には「いくらでもよいから処分したい」不動産を所有している方もいらっしゃいました。
将来、「不動産」を「負動産」としないために、購入時には将来の姿をイメージすることが大切です。
REDSの営業エリアは「山手線主要ターミナル駅および横浜駅からおおむね30分圏内」としておりますので、将来のご売却が比較的容易なエリアです。
しかしながら、ご検討物件の将来の資産価値など、気になる場合には是非お気軽にご相談くださいませ。
一生に何度とない大きなお買い物、心から安心してご購入いただけるよう、丁寧にご説明を致します。