不動産流通システム【REDS】の坂本です。
夏も終わり気温も落ち着き過ごしやすくなってまいりました。
休日には、気分転換で港区周辺を散歩することが多いのですが、その中でも『有栖川記念公園』が気に入っており毎週のように足を運んでいます。
この地は、江戸時代、盛岡南部藩の下屋敷として使われており、1896年(明治29年)、有栖川宮威仁(ありすがわのみやたけひと)親王の栽仁(たねひと)王新邸造成の御用地となります。有栖川宮が廃絶して後は、大正天皇は第三皇子光宮宣仁(てるのみやのぶひと)親王に、有栖川宮の旧称高松宮の称号を賜り、その御祭祀をお継ぎになります。その後、児童福祉を目的とする遊び場に深い関心を寄せられていた高松宮殿下は、故有栖川宮威仁親王の20年のご命日にあたる1934年(昭和9年)にこの地を東京市に賜与され、記念公園として一般開放されました。北東部を編入し、1975年(昭和50年)には港区に移管されて、区立公園となり多くの人に親しまれています。管理事務所近くには、この公園とも縁の深い、有栖川宮熾仁(たるひと)親王の銅像が建っています。
都会の中の公園とは思えない位に自然が多く、緑深い公園で、丘があったり渓谷や池があったりと、自然を大切にした趣のある日本庭園のようになっていますので息抜きには良い場所です。
有名な公園なので、ご存じの方も多いかと思いますが、お近くに行かれた際は是非、自然を感じに足を運んでみてはいかがでしょうか。
9月は台風シーズンでもありますので皆様くれぐれもお気を付けください。