9月15日には都内の飲食店の自粛要請も終了するとのことで、少しずつ減少傾向で、このまま鎮静に向かうことを祈る今日この頃、皆様、如何お過ごしでしょうか。
さて、9月9日にレインズの8月度の速報が発表されました。
8月はお盆休みがあるため、成約件数は7月より少なくなりますが、対前年比で見ると14.5%のプラスになっております。
成約価格も対前年比では1.5%のプラスとなり、価格も下がらずに推移しています。
この数字だけ見るとコロナの影響は、株価も23,000円台を維持していることもあり、もう心配ないように思えます。
しかしながら、今後の倒産数や失業者数の増加が顕著になるようであれば、株価や不動産市況にも影響が懸念されます。
一方では、新規物件登録数が減少傾向にある中で、成約件数は増加傾向ですので、市場に売り出されている物件数は減少しています。これだけ見れば、需要と供給のバランスで値段が上がる構図ですが、今の状況は、漠然とした不安が背景にある中ですので、上昇局面には至らないと考えています。
しばらくは横ばいの状況が続くのではと、個人的には予想しています。
新首相が誰になるか、来年のオリンピックは無事に開催されるのか、今後もいろいろなことが、いろいろと絡み合い、市況が変動していくことでしょう。
今後もウォッチして参ります。
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