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小野田 浩おのだ ひろし

「無料で床下点検」にご用心!

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公開日:2019年6月21日

こんにちは。

 

不動産売買の仲介手数料が【無料・割引】のREDSの小野田です。

(夏風邪を引いてしまい、ブログの投稿の間隔が少々空いてしまいました。申し訳ありません)

 

先日、中古の戸建住宅をご購入頂き、お引渡しも完了したお客様から「「床下」にカビが発生している。このまま放置すると床の上まで出て来て、健康被害が出ると言われた。建物の構造的な欠陥かも知れないとも言われた。建物の欠陥なら「瑕疵担保」で修繕して欲しい」とのご連絡が入りました。

 

正直「おかしいな?」と思いました。

 

というのもこちらのお宅、昨年の10月に売主側の仲介会社が「住宅検査」を入れており、第三者の建物検査のプロが見て「問題なし」と判定をして、写真付きの診断書もある物件でした。

 

梅雨はこれからで、数か月前から「空家」の状態で水道も止めていますので、湿気が発生するような状況ではなく、普通に考えれば、カビは発生しづらい状況です。

 

とは言え、現地を見ないと何とも言えないので、現地を確認しに行きました。

 

当方が確認した限りでは、カビ臭さもなく、床下にカビも見当たりません。

 

お客様に「誰がどういう風にカビを確認したのか、どこにカビがあるのか」を確認したところ、「無料で床下点検をする業者に確認してもらった」との事でした。

 

「無料で床下点検」と聞いた時点で、何となく予感はありましたが、決め付けは良くないと考え直し、詳しい話を聞くために、お客様に床下を点検した業者の連絡先を聞いて、その場で電話をしたところ、

 

「建物に欠陥があるなんて事は一言も言っていません。素晴らしい作りの建物です。ただ、気密性が高くカビが発生しやすいので、床下の換気を良くする様に換気扇の設置等をご提案しました」との事でした。

 

お客様が床下点検の業者さんの言う事を聞き間違えたのか、床下点検の業者さんが言い間違えたのか、それとも…

 

ともかく、これ以上 認識のそごが起こらない様に、床下点検業者には当方に伝えたことをそのままお客様に伝えてもらう様に言って、お客様と電話を替わり、建物に異常はない事を確認して頂きました。

(中古住宅の場合は仮に床下の部材に少々のカビが発生していても、それは通常の「経年劣化」と考えられ、構造材の腐食等がなければ、瑕疵担保の対象とはなりません)

 

昔から「床下の点検」や「屋根の点検」をして、高額な請求をされるといったトラブルはとても多くあります。

 

今回の床下点検業者が必ずしもそうだとは言いませんが、車で2時間もかかる場所から無料で点検に来て、異常が見つからなければ、そのまま何もせずに帰って行ったのでは、おそらくその会社は存続できないのではないでしょうか。

 

ちなみに、今回お客様に提示された見積書の内容は、床下の消毒と換気扇4個の設置、基礎の通風口の拡大工事で、80数万円という金額でした。

 

 

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