お客様に物件を紹介するうえで欠かせないのが、外観や内観の写真です。プロのカメラマンに撮影をすべて依頼できればいいのですが、そうもいかない場合や急ぎの場合にはREDSエージェントが手持ちのカメラやスマートフォンのカメラで撮影し、ネットで公開することがあります。しかし、カメラの技術の制約上、目で見たままに風景をとらえることはできません。それでも、お客様に物件の魅力を余すことなくお伝えする写真を撮影するにはどうしたらよいのでしょうか。

 

そこでREDSでは2019年5月17日と20日の2回にわたり、さまざまな商品撮影や人物撮影を手がける有限会社ストラーダ代表取締役、結城信久氏(フォト・ビデオグラファー、グラフィック・ウェブデザイナー)をお招きし、カメラの基礎的な使い方を始め、お客様に住みたくなっていただけるようスマートフォンのアプリ※を使って物件写真を加工する方法を伝授いただきました。

(※すべての物件をスマートフォンで撮影をしている訳ではありません。)

 

写真撮影1

 

ゆがみと明るさを補正して住みたくなる物件写真に!

 

結城氏は不動産会社の物件紹介サイトで実際に使われている物件写真を取り上げ、よい写真と悪い写真を比較。悪い写真からは違和感や不安感が伝わってくるのですが、その正体を「ゆがみ」と指摘しました。たしかに、よく見るとクローゼットや柱が斜めになって写っています。これは、現地で物件を確認したり、撮影したりした人には気にならないことですが、初めて見る人にとってはとても気になることだそうです。

 

クローゼットや柱、ドアの縦線を床に対して垂直にすると居心地のよさが感じられ、安定感がある写真になるといい、修正した写真を元の写真と比較すると、エージェントはみな目からうろこの表情。こんな導入でカメラ講座が始まりましたが、撮影におけるポイントは重要度の高い順に以下の4つです。

 

(1) 明るさ
(2) 余計なものは入れない
(3) 構図
(4) 色合い

 

明るさがなぜ最も大事かというと、暗い部屋の写真を見せられても買おうという気にならないから。とくにキッチンで長時間を過ごす主婦の方にとっては、キッチンが暗いとそれだけで選択の対象から外れてしまいます。

 

しかし、入居者がいない物件を撮影する際、困ることがよくあります。それは、部屋に明かりが完備されていないことが多く、リビングには太陽光が降り注いでも、キッチンの奥までは光が届かないこと。一枚の写真に収めようとすると、どうしても場所によって明るさに差が出てしまいます。

 

結城氏は「撮影した写真に一手間、修正をかけるだけでぐっとよくなります」とスマホアプリを使って簡単に見栄えよく加工する方法を紹介してくれました。そのアプリはグーグルの「スナップシード」というもので、無料で入手できます。調整をしたところ、それまで暗かったり白飛びしたりして見えにくかった部分がくっきり浮かび上がってきました。

 

写真撮影2

 

次に、先に紹介した「ゆがみ問題」についての解説。写真は撮影範囲を広く取る「広角」(スマホの場合は何もしない)と、遠くのものを大きくとらえる「望遠」(スマホの場合、2本の指で画面を拡大する)で撮影する2パターンがあります。一般に広角で撮影すると、奥行きが出て情報量が増えるのですが、一方で画面の端のほうがゆがんでしまったり、背景にあるものが異様に小さくなってしまったりなどの弊害があります。

 

しかし、物件写真は一枚の写真に広い範囲を収めるために広角を使用せざるをえません。そこでまず、撮影時にスマホの画面上にグリッドラインを表示させて、水平垂直な写真を撮るように心がけます。それでも写真にゆがみが生じていれば、先の写真加工アプリで補正します。

 

実際にネット上で掲載されている物件写真を利用してエージェント各自が補正を施したところ、それまで違和感のあった写真に見違えるような安定感が出て、全員からため息が漏れました。

 

全員がレベルアップ! より魅力ある物件写真をお届けしていきます

 

以上のような解説を受けた後、エージェントそれぞれが研修部屋を飛び出し、自分で撮影し、加工した写真を披露し合いました。スライドに映し出される写真はいずれも、これまでエージェントが撮影してきたような写真のレベルをはるかに超えていて、紹介されるたび「おおお、すごい」「上手!」などの声が。

 

多くの人が写真を撮るとき、高さのある建物など以外は、カメラを横向けにして撮るものだと思い込んでいますが、あるエージェントは内観を撮るのに縦向きに撮影し、奥行きある写真をとらえていました。結城氏は「大きさ、横の広さを見せたいときは横に、奥行きを見せたいときは縦に。物件をどう見せたいかで決めてください」と全体にアドバイスしていました。

 

さらに「物件内部を撮影するとき、画面に入れる柱は1本にしたほうがいいです。なぜかというと、見た人が広さを想像してくれるからです。2本にすると幅や奥行きが限定されてしまいますから」などとアドバイスしていました。またカメラ位置にも言及し「上から見下ろす感じではなく、目線を下げているのでワイド感が出ていますね」などと講評していました。

 

約3時間半の講習と実演を経て、REDSエージェントの物件写真を撮影し、見栄えよく加工するテクニックは格段に向上したようです。今後、より魅力的な写真でお客様の物件売買のお手伝いができればと思います。

 

(取材・撮影:不動産のリアル編集部)

 

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