菅野です。
先日のこの記事の続報がありました。
知らない人にいきなり建物を勝手に壊されても、警察は止めてくれないらしい
このあと、もう一回、倉庫をぶっ壊しに来たのを撃退したそうです。
ある日突然無断で他人の建物をショベルカーで破壊する企業は「反社会的勢力」ではないのか? -GIGAZIN
そして、反社会的勢力(以下、「反社」という)っぽい雰囲気をそこはかとなく臭わせた「顧問」を名乗る人物が登場してきました。
普通に考えれば、「反社」を利用したり、取引したりした不動産屋は完全アウトです。
私も以前いた不動産屋で、賃貸管理していた物件の店舗に「反社」が入ってきてしまったときのことを思い出しました。
借りていた店子が「反社」に又貸しをしており(無断の又貸しで完全に契約違反です)そこに退去通告をしたら、「反社」が不動産屋の事務所に乗り込んできて、それはもう怖かったです。
私は後ろで警察を呼んで、不動産屋の社長が話している間に警官2人に来てもらいました。
で、結果としては、逮捕されて連れて行かれました。
本当にその手の人って、小指が無いんだなぁと思ったのを覚えています。
これはGIGAZIN側からの一方的な見方にすぎない、みたいなことを言っている人がいますが、経緯をみれば地主側や業者側は明らかに負い目があるようにしか見えず、平穏に明渡しを受けようとしたり、借地契約を解除したり、建物を譲り受けたりという方法を検討していたようには全く見えません。
強引にことを押し進めようという意図しか感じられないこの状況で、買い受けたという業者は宅建業免許を失いかねないようなことをして、それでも元が取れると考えているのでしょうか。
まだまだ目が離せない状況が続いています!