リフォームで暮らしの悩みを解決！　お客様からよくいただくご相談ベスト5

こんにちは。REDSリフォーム宅地建物取引士、インテリアコーディネーターの水谷です。今年インテリアコーディネーターの資格を取得し、まだ経験は浅いながらも、日々お客様や現場から多くの学びを得ています。

今回は、リフォームやインテリアのご提案をしている中で「お客様からよくいただくご相談ベスト5」をまとめてみました。これからリフォームをお考えの方にも役立つヒントになれば幸いです。

（写真はイメージです）

第5位 「部屋をもっと明るくしたい」

築年数が経ったお住まいでは、「部屋が暗い」という声をよく耳にします。昼間でも照明が必要だったり、壁や天井のクロスが経年で黄ばんでいたりすると、どうしても全体が暗い印象になります。

解決のポイント

• クロスを明るいトーンに貼り替える
• 天井を白系にして光を反射させる
• 照明をダウンライトや間接照明に取り換えて光を拡散させる

例えばリビングの一面だけに淡いベージュやグレージュのアクセントクロスを取り入れると、明るさに加えて空間に奥行きも生まれます。

また照明は「明るければよい」という考え方から「シーンごとに調整できるあかり」へとニーズが変わってきています。調光機能のあるダウンライトや、温かみのある電球色を組み合わせると、昼間はすっきり明るく、夜はくつろぎの空間に切り替えることができます。

インテリアコーディネーターの視点では、家具やカーテンなど大きな面積を占めるアイテムとの調和も大切です。明るさと落ち着きを両立する配色を考えることで、心地よい空間をつくることができます。

第4位 「掃除を楽にしたい」

毎日使う場所だからこそ、水回りは「とにかく掃除が大変」というご相談を多くいただきます。特に浴室やトイレ、キッチンはカビや水アカ、油汚れがたまりやすく、負担を感じる方が多いです。

解決のポイント

• 浴室：水はけの良い床材、汚れにくい排水口の最新ユニットバス
• キッチン：お手入れが簡単なレンジフードや、人造大理石のカウンター
• トイレ：フチなし形状や自動洗浄機能で日常のお手入れを軽減

実際に工事を担当したお客様からは「これまで毎日必死に掃除していたのが、さっと拭くだけになった」「家事のストレスが減った」とのお声をよくいただきます。

また、掃除のしやすさはデザインにも関わってきます。例えば、キッチンの扉をフラットなデザインにすると、油汚れを拭き取りやすいだけでなく、見た目もすっきりしてモダンな印象に仕上がります。掃除の手間を減らすことは、見た目の美しさを長く保つことにもつながります。

第3位 「デザイン性を高めたい」

「せっかくリフォームするならおしゃれにしたい」というご相談は、ここ数年で特に増えてきました。SNSや雑誌で見た写真を参考にイメージを持って来られるお客様も多いです。

解決のポイント

• アクセントクロスやタイルを取り入れて個性を演出
• 間接照明やペンダントライトで雰囲気を高める
• 床や建具の色を統一して全体の調和を図る

例えば、玄関に調湿機能のあるデザインタイルを施工したお客様からは「見た目が素敵になっただけでなく、空気も快適になった」と喜ばれました。デザインと機能を両立させるのはリフォームならではの魅力です。

インテリアコーディネーターの視点では、単に“流行を取り入れる”のではなく、“お客様のライフスタイルに合うデザイン”をご提案することが大切です。流行に流されすぎると飽きが早くなることもあるため、ベースはシンプルにまとめ、部分的に個性をプラスするのがおすすめです。

第2位 「冬は寒くて夏は暑い」

断熱や結露に関するご相談は非常に多いです。エアコンをつけてもなかなか効かず、光熱費がかさんでしまう……という悩みをよく伺います。

解決のポイント

• 内窓（二重サッシ）の設置で断熱・防音効果を高める
• 壁や床の断熱材を補強する
• 遮熱ガラスや遮光カーテンを活用する

特に内窓は効果が分かりやすく、施工後に「部屋の温度が安定した」「冬の結露がほとんどなくなった」というお声を多くいただきます。さらに、防音効果も高まるため、外の騒音が気になる方にもおすすめです。

また、断熱性能を上げることは省エネにもつながります。快適さだけでなく環境面や経済面でもメリットが大きく、「暮らしの質を高める投資」として注目されています。

第1位 「収納が足りない」

最も多いのが「収納不足」に関するご相談です。「モノがあふれて片付かない」「押入れはあるけれど奥のものが取り出しにくい」といった声は、どのご家庭でも共通しています。

解決のポイント

• 造作家具でデッドスペースを有効活用
• 可動棚でライフスタイルに合わせて高さを調整
• ウォークインクローゼットにハンガーパイプや引き出しを組み合わせる

例えばリビングの一角に天井までの造作収納を設置したお客様からは「収納量が増えただけでなく、家具を置かなくてよくなり空間が広く見えるようになった」と喜ばれました。

インテリアコーディネーターの視点では、収納は単なる“しまう場所”ではなく、インテリアの一部と考えることが重要です。収納扉のデザインや色を部屋全体に合わせることで、空間全体が整った印象になります。

また、収納計画は「今の暮らし」だけでなく「将来の暮らし」を見据えることも大切です。例えば、お子様が成長して荷物が増える時期や、老後に使いやすい高さなどを考慮して設計することで、長く快適に暮らせる住まいになります。

まとめ

1. 収納不足
2. 寒さ・暑さ対策
3. デザイン性
4. 掃除のしやすさ
5. 明るさ

どの項目も共通して「毎日の暮らしを快適にしたい」という思いにつながっています。リフォームは単なる修繕ではなく、ライフスタイルに合った住まいへと進化させるための大切な機会です。

工事課で培った現場の知識と、インテリアコーディネーターとしての視点を生かしながら、これからもお客様一人ひとりの暮らしに寄り添ったご提案をしていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。