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渡部 親三(宅建士・リフォームスタイリスト)

安心と信頼を御提供できるよう努めさせていただきます。

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最終更新日:2022年6月5日
公開日:2022年5月6日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

先日お客様とお話していたところ、

「タワーマンションの修繕積立金は将来の値上げが心配で躊躇する」

「階数がそれほど高くない一般的な大きさのマンションの方が値上げ幅が抑えられて自分達に合っているのではないか」

というお話がありました。

ネット記事でも「タワーマンションは将来の大規模修繕でとんでもない費用がかかるからやがて廃墟化する!」というようなものもたまに目にしますね。

 

実際はどうなっているのか?

 

タワーマンションは1972年の【三田綱町パークマンション】が第一号と呼ばれることがあります。
ただあちらは地上19階建てで現在は一般にタワーマンションは「20階以上」と定義されることが多いので1976年の【与野ハウス(地上21階建て)】が第一号とされているようです。
いずれにせよ1990年代くらいまではまだまだ珍しい形態でした。
1997年に建築基準法が改正され「高層住居誘導地区」が導入、これ以降都心部・湾岸地域などで多くのタワーマンションが建築されました。
建築が本格化した2000年代からもまだ20数年、まだまだ修繕の実施事例(特に複数回の大規模修繕工事)が少なく、将来どうなるのかはこれから明らかになってくるところは否めません。

ただ国土交通省が「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」というものを作成・公表しています。

 

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000052.html

https://www.mlit.go.jp/common/001080837.pdf

 

実際に適用されている修繕積立金ではなく、作成された長期修繕計画を参照し、

 

「長期修繕計画の計画期間全体に必要な修繕工事費の総額を、当該期間で積み立てる場合の専有面積(㎡)あたりの月額単価」として分析したものです。

 

事柄の性質上、物件ごと建物ごとに個別差が出るのは避けられないためあくまで参考データですが、

 

「超高層マンション(一般に地上20 階以上)は、外壁等の修繕のための特殊な足場が必要となるほか、共用部分の占める割合が高くなる等のため、修繕工事費が増大する傾向にある」

 

という事実に着目し、「地上階数20階未満」と「地上階数20階以上」に建物を分類して比較しています。地上階数20階未満のものはさらに延床面積に応じて4つに分類しています(個人的には延床面積に加えて「戸数」のデータも詳しく見てみたかったところですが)。

 

【計画期間全体における修繕積立金の平均額の目安】は以下のようになっています。

 

 

ばらつきが大きい数字のため「事例の3分の2が包含される幅」と「平均値」の2つの数字が示されています。
「機械式駐車場がある場合」は別とするなど、個別のケースごとに考えなければならない点はありますが、とても参考になる数字だと思います。

 

この数字から「地上階数20階以上」のタワーマンションの修繕積立金について示唆されることは、

 

「タワーマンションの修繕積立金(長期修繕計画での見積ベース)はやや高くなる傾向がある」

「ただしその数字は延床面積5,000㎡未満の物件とほぼ同じくらいである」

 

ということになるでしょうか。

 

延床面積5,000㎡未満のマンションは、都内で分譲済みのかなり多くの物件が含まれます。
そうするとデータ・想定上は修繕積立金が将来とんでもない額まで上昇するというほどではないのかもしれません。

 

逆に「延床面積が小さい物件はタワーマンションと同程度に将来修繕積立金の上昇がある」と判断すべきかもしれません。20階建て未満のタワーマンションではない大型物件が比較的割安といえるかもしれませんね。

 

機械式駐車場の有無や共用部分の施設類を含めた物件のグレード等によっても大きく変化するデータですので、そのまま個別の物件に類推して考えるべきではないかもしれませんが、一つの目安として参考になるのではないかと思います。

 

個々の物件の長期修繕計画はそれぞれ異なりますので個別に検討する必要はありますが、一つの参考データとしてお役立ていただければ幸いです。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

渡部

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公開日:2022年4月29日

皆様こんにちは。

 

指定流通機構である東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が2021年度(令和3年度)の【首都圏不動産流通市場の動向】を4月19日に発表しました。

 

http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_202104-202203.pdf

 

本年1月に「2021年(1月~12月)」の同様のデータが公開され当ブログでも取り上げました。

 

東日本不動産流通機構 【首都圏不動産流通市場の動向(2021年)】をリリース

 

今回のデータは「2021年度(21021年4月~2022年3月)」のデータで3か月ずれたものです。

 

中古マンションの成約物件の平均価格は 7.7%上昇の3949万円とのことです。

上昇は9年連続。「東京オリンピック後にマンション価格は下がる」という「説」もありましたが、少なくとも中古マンションでは完全に外れましたね。

 

中古戸建の成約物件の平均価格は10.2%上昇の3524万円。3年連続の上昇でこちらも好調です。

 

データを見ていて気付くのは、「新規登録物件の数」がここ数年でどんどん減少していること(同時に、成約価格はどんどん上昇していること)ですね。

 

過去3年間の新規登録件数を抜き出してみると、

 

【中古マンション 新規登録件数】

2019年度 201,966件

2020年度 170,388件

2021年度 160,554件

 

【中古戸建 新規登録件数】

2019年度 73,229件

2020年度 57,580件

2021年度 49,035件

 

【新築戸建 新規登録件数】

2019年度 89,414件

2020年度 62,345件

2021年度 40,770件

 

【土地 新規登録件数】

2019年度 59,077件

2020年度 44,713件

2021年度 26,532件

 

このように全てのカテゴリーで顕著に数が少なくなっています。

こうした中で成約件数は横ばいか数%程度の上下ですんでいます。

物件が少ない中で例年とあまり変わらない件数が成約しています(なかでも中古戸建は成約件数は前年度比4.5%増、14,732件で過去最高を更新したそうです)。

 

価格が上がっているのもやむを得ないところでしょうか。

 

数字を眺めているといろいろなことを考えさせられます。

 

購入を検討されている方はこの傾向が続くと物件が少なく苦労も多くなりそうです。

 

売却を検討されている方は物件が少ない市場はチャンスが増えるのである意味で「好機」といえるかもしれません。

 

首都圏全体でのデータですが皆様も参考にしていただけると幸いです。

 

よろしくお願いいたします。

 

 

渡部

 

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最終更新日:2022年10月19日
公開日:2022年4月21日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

地球温暖化の防止のため再生可能エネルギーを活用して二酸化炭素の排出量を減少すること。

世界的な大きなテーマですね、

最近は自宅で過ごす時間が増えたこともあり何冊か地球温暖化や文明の崩壊をテーマにした本に目を通してみましが、懐疑的な見方もあるもののどうやら現在地球に過剰な負荷がかかっていて放置はできない状況にあることは理解できました。

 

最近東京都が「新築住宅に太陽光パネルの設置を義務付ける条例の改正案を検討中」であることが報道されました。

 

「新築住宅に太陽光パネル メーカー義務化、条例改正へ―東京都」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040900341&g=eco

 

比較的供給戸数の多い大手メーカーやデベロッパーがまず対象になるようですが、徐々に「当たり前」になっていくでしょうか。

 

昔から積極的に太陽光パネルを標準で付帯して新築戸建を分譲している業者もありますが、あんな感じで一般化していくのかなぁと推測しています。

時代の要請で、資源に乏しいわが日本で二酸化炭素の排出量を減らそうとするとやむを得ないところなのかもしれません。

 

・メンテナンスはどの程度、どのくらいの費用で行うべきか?

・機器の寿命はどのくらいで、交換費用の目安は?

・建物を売却した時の契約条件の引継ぎ手続は?

 

など、気になる点はたくさんありますが、条例で義務付けられると制度が進まざるを得ません。我々も知識を付けていきたいと思います。

 

個人的に心配しているのは「審査」でしょうか?

太陽光システムは電力会社が運営していて、契約時に【電力会社独自の審査】があるのが通例です。

基本的に住宅ローンの審査が通る方で電力会社の審査に落ちるケースはないと聞いていますが、過去電気料金を滞納していた場合はどうなのか?

少し怖いですね。

 

また最近も、

 

「太陽光パネルの蓄電池から火が…」住宅を焼く火事 ケガ人なし

https://www.fukushima-tv.co.jp/localnews/2022/04/2022041900000007.html

 

といった火災事故がありました。

安全性も気になりますね。

屋根に穴をあけて取り付けるタイプですと雨漏りも気になるところです。

 

いろいろ不安な点はありますが、義務化とともに消費者も知識を付けて社会全体でトラブルが少なくなっていけばよいと思います。

 

太陽光パネル付きの物件の取引がありましたら当ブログなどで注意点等をお伝えしていきたいと思います。

 

皆様どうぞよろしくお願いします。

 

 

渡部

 

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公開日:2022年4月15日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

昨年5月に公布された『デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律』。

施行は本年5月からということで実務に大きな影響を与えそうです。

 

(弊社HPより関連コラム)

不動産の売買契約書や重要事項説明書も2022年までにデータ提供に。デジタル改革関連法案可決で

 

不動産取引における重要事項説明書や売買契約書への押印が不要となり、【電子契約】への道がかなり開かれることになります。

 

資源の再利用や省エネ、SDGSが叫ばれる今日、「紙」が不要になることは時代の流れで好ましいことだと思います。紙の契約書を作成しなければ印紙も不要になるので取引に臨むお客様・関係者の負担も少なくなります。

 

電子契約は導入当初は多少の混乱が避けられないと思いますが、実務ではかなり普及するのではないかと見込んでいます。

 

現在ですと例えば新築戸建やリノベーション・マンションなど、売主が不動産会社の取引の場合、多くの場合仲介業者の事務所に関係者が集まって売買契約の手続を行っています。

 

契約では、一つの原本書類に押印する必要があるので、事前に書類をデリバリーするか、契約当日に売主業者が会社の印鑑を持参して押印を行っています。

契約時に売主に交付する手付金も現金渡しが原則であるため、売主業者の担当者は印鑑と領収書を持参し、手続終了後現金(手付金)と印鑑を持ち帰る、というのが一般的です。

 

現金や印鑑を持ち歩くことは売主業者にとって管理上、様々なリスクがあります。

 

電子契約でしたら印鑑の持ち出しは不要、手付金も振込での支払いが増えてお客様も売主の担当者も現金を持ち歩く場面は減少することが予想されます。

 

制度が変わると当初は抵抗があるものです。

なかには長年親しんだこれまでと同じやり方を継続したいという業者様もいらっしゃると思います。

ただ売主にとって管理上のリスクが減らせるメリットや紙の無駄を省けるメリットは滅茶苦茶大きいので、取扱い件数の多い建売業者の大手会社あたりから電子契約は普及していくのではないかと思います。

 

署名や記名の方法など、実務の流れがどのようになるかは今後勉強していきたいと思います。

 

あの延々と続く書類への署名捺印(「人生でこんなに名前を書いたの初めて!」と契約の際につぶやくお客様はかなりいらっしゃいます)、数百万円の現金を盗難や紛失のリスクに耐えながら持参し、契約の際は担当者が一万円札の数を数百枚数える、という現在一般的な風景は時間をかけながらだんだん過去のものになっていくでしょうか。

「昔は大変でしたね」などと不動産会社同士がつぶやく場面が増えそうです。

かなりメリットはあるので試行錯誤を経て意外に早く普及する可能性もあると感じます。

 

何かと「遅れている」と言われることも多い不動産業界ですが、少しずつ時代の変化に対応していて業務の流れやスピードも変わってきています。お客様にとっても我々業界の者にとっても良い方向の変化だと思いますので歓迎して対応していきたいと思います。

 

 

渡部

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公開日:2022年3月16日

REDS不動産流通システムの渡部です。

 

最近物件の調査で都内の某区の区役所に行きました。

最近は都市計画や道路の情報を各区のHP上で確認できる場合が多くなりとても便利になりました。

それでも役所の窓口に行かないと確認できない・資料が取得できないこともあります。

今回は調査物件が水害ハザードマップ(これ自体はWEB上で確認できます)でハザードがかかる地域内にあったため、【実際の浸水の記録】があるかどうか調べることが目的の一つでした。役所の「防災課」のようなところで数十年間のデータが確認できます。

 

するとその役所では、

 

 

データの写真を撮らせてくれるんですね。

軽い「感動」を覚えました。

 

浸水履歴のデータは閲覧は認めるが謄写(コピー)は不可、という扱いが多いので、あっさりしていて素晴らしいと思いました。

上記は履歴図の被害状況の説明部分ですが、以前はこうしたデータについて手書でメモを取ることしかできませんでした。重要事項説明書に反映させる過程で記載ミスが生じないように注意深くメモを取っていたものです。写真が撮れるのでしたら確実です。

 

行政というのは写真撮影はあまり認めてくれないことが多い印象です。

全ての区がこのような取扱いを認めているわけではないと思いますが、少しずつ変わってきているのだなと軽く感動を覚えた次第です。

 

その翌日に別の物件の調査で新宿の都庁に行ってきました。

建築に関連する調査事項で、大型物件の場合など、どうしても都庁で調査する必要が生じることがあります。特に東京都が建築確認を担当した中古物件の資料は都庁でないと調査ができません。

 

東京の不動産業者のおそらく「全員」が、都庁での手続には「不満」を感じていることと思います。

 

一定の書類については上の区役所のような「写真撮影」はもちろん、資料の「謄写(コピー)」もいまだに認めてくれません。

他の区や市町村ではコピーはほぼ認められているのに、都庁だけは「手書き」を強いるんですよね。。昔から変わりません。

 

「建築計画概要書」という、中古マンションなどの取引では欠かせない重要な資料があります。建築計画当時の法規制や建築主・設計者・施工者のデータなどが確認できます。

これを多くの不動産業者が都庁の窓口の前のテーブルで毎日黙々と手書きで書き写しています。

 

本当に馬鹿馬鹿しくて虚しくなります。

 

普段都内の物件を取引していない他県の業者様でしょうか、よく窓口で怒鳴り声を上げて喧嘩していますね。

そこにいる全員が共感できますが、役所に手続で文句を言ってもどうにもなりません。

 

たぶん、手書きしか認めない理由は、都庁側がコピーに伴う紙の供給や領収書の発行などが面倒なだけではないかと推測していますが。。それにしてもこの時代に「手書き」はいくら何でも。。

 

原本の書類は何度も何度も手書きのために不動産業者に使われて、手垢が付いて汚れているものもあります。東京都が担当しているのは延べ床面積1万平米以上といった大型物件ばかりなので書き写す内容も通常の物件よりも多く膨大で本当に大変です。

 

今回もにじんで読み取れない数字がありました。

すでに十数年手書きのために閲覧されてきて、夏の暑い日に膨大な量を書き写しながら額から汗でも落ちてしまったのでしょうか、文字がにじんでしまっています。

 

読めないので窓口の担当者に聞いてみました。

 

私 「この数字何に見えますか?他のデータで確認できますかね?」

 

担当者 「この紙だけだね。これは・・・「6」じゃないかな?」

 

私 「でも「8」にも見えるような・・・文字の上がにじんじゃってて分かりにくいですが・・・」

 

担当者 「うーん。「8」か。見えるね。ちょっと計算してみようか」

 

今回はにじんで読み取りにくい数字のところが他の数値との計算で「復元」することができるものだったため、何とか調査の目的は達成できました(正しくは「8」でした)。

万事がこのような感じです。正確な情報の提供ができるのか、まったく怪しいものです。

 

いったい「手書き」に何の意味があるのでしょうか。。

いつまでこの「手書き」は続くのでしょうか。。

 

写真撮影を認めてくれた区役所の対応に驚いたばかりだったため、旧態依然とした都庁の対応には残念な気持ちになりました。

 

行くたびに残念な気持ちになる都庁での調査。

 

将来、コピーを認めてくれるようになったり、メール等でデータで受信できるようになれば時代の変化を実感できると思いますね。

 

そんな未来は訪れないかもしれませんが、期待していきたいと思います。

 

 

 

渡部

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最終更新日:2022年12月10日
公開日:2022年3月3日

REDS不動産流通システムの渡部です。

 

先日お取引を仲介させていていただいた新宿区の中古マンション。

 

新宿区の中古マンションを仲介手数料無料で購入していただきました

 

この度無事にお引渡しが終了しました。

買主様誠におめでとうございます!

 

繁忙期である2月の月末の引き渡しということもあり、銀行は混んでいましたね。

新宿の提携先の都市銀行のローンセンターでの決済でしたが、お客様も驚くほど混んでいました。

同時に複数の手続きが行えるようにブースがたくさんあるのですが、ほぼすべてのブースが予約で一杯でした。

 

家探しはご自身のご家族と仲介業者だけで物件を見て回ることが多いので「他の購入希望者」は目に入らないことも多いです。ところが同じ時期に同じように探している方というのは溢れるほどいるもので、こうした事情はこうした決済の場でないとお客様には伝わらないかもしれません。

 

「こんなに家を買う人がいるんですね!」

 

「自分だけがこんなことをしているのかと思っていました!」

 

お客様から発せられた一言です。

実際はたくさんの方が同じようなことに同じように取り組まれています。

慣れない面倒な手続ですが皆様が通る道でもあります。

 

 

3月に入り日中はだいぶ暖かくなってきましたね。

寒暖差が朝晩と日中で激しい時期です。

体調を崩しやすい時期ですので皆様気を付けていきましょう!

 

 

 

渡部

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公開日:2022年2月24日

REDS不動産流通システムの渡部です。

 

この度品川区の中古マンションを購入していただきました。

 

 

まだ築年数はそれほど経過しておりませんでしたが室内はリフォーム済みで販売しているお部屋でした。

 

仲介手数料は本来は約240万円ほどかかる物件でしたが、今回は【無料】でのお取引となりました。

240万円というとちょとした自家用車が購入できる金額です。

大きいですね。

買主様誠におめでとうございます。

 

マンションも物件によっては仲介手数料が無料になるものもあります。

無料にならない場合もかならず正規手数料よりも割引になるのが弊社のシステムです。

無駄な費用を支払うことがないように、気になる物件がございましたらお問合せをされる前に弊社にご相談いただけますと幸いです。

 

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

渡部

 

 

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公開日:2022年2月17日

REDS不動産流通システムの渡部です。

 

この度世田谷区の中古マンションのお取引を仲介させていただきました。

 

 

 

売主様側の担当でした。

販売途中から担当を引き継ぎましたが、とてもコンディションの良い物件で無事に成約となりました。

売主様誠におめでとうございます。

 

比較的自宅から近い立地でしたが、担当として物件の調査を通じて周辺の都市計画道路の事業の進捗状況などを知ることができ、とても参考になりました。

 

仲介手数料は正規の半額となりました。

成約価格も納得できる範囲になり、担当としても安堵しました。

 

2月に入り問合せは増加傾向で物件は良く動いています。

3月にかけて年間を通じて(例年通りであれば)一番物件が動く時期です。

気を引き締めて日々の業務に取り組んでまいりたいと思います。

 

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

渡部

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公開日:2022年2月10日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

昨年仲介させていただいた杉並区の中古マンション。

 

こちらは弊社でリフォーム工事を請け負い、先日リフォームが完成しました。

 

 

 

壁と天井のクロスを貼替えて気持ちの良い室内に生まれ変わりました!

 

 

 

直前まで売主様が居住されていて生活感があったキッチン。

交換はせず既存のものをクリーニングしましたが、やはり専門業者のクリーニングは違いますね。

清潔感が戻りました。

 

 

リフォームもここ10年くらいで大分進化したような気がしています。

ご予算や好みのテイストに合わせて選択できるメニューが増えたというか、住宅設備のメーカーも力を入れていると感じます。

 

新築マンションでは間取の軽微な変更やグレードアップのオプションはよくありますが、中古マンションのリフォームではあらゆるものを自分の好みに応じてチョイスできます。以前は銀行はリフォーム部分は無担保ローン扱い(金利が高い/融資期間が短いetc.)にするなど融資姿勢もどちらかというと消極的でしたが、最近は姿勢に変化も見られます。

 

管理が適切に行われているマンションで共用設備などのメンテナンスがしっかりしていれば、リフォームで自分の好みに応じた空間を実現するというのもあって良い選択肢ではないかと思います。

 

弊社ではリフォームの専門の部署があり、あらゆる工事にワンストップで対応可能です。

物件の紹介や仲介だけではなくリフォームについてもお気軽に相談いただけると幸いです。

 

REDSリフォーム

皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

渡部

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最終更新日:2022年12月10日
公開日:2022年2月3日

皆様こんにちは。REDS不動産流通システムの渡部です。

 

先日昨年契約手続を行った杉並区のマンションの決済の手続がありました。

 

場所は某メガバンクのローンセンター。

 

こちらの銀行での決済は他のメガバンクと異なり、お客様が「伝票に記入する」という決済でおなじみの作業がありません。

 

通常は「出金伝票」「振込伝票」「入金伝票」などに平均で4~5枚、買主様に記入していただき、口座の届出印を押印し、窓口で処理を行います。売主様の口座に振込み金額が着金したことを確認し、領収書や鍵、登記関係書類などを引渡して決済の手続は完了となります。

 

銀行の担当者に伝票を渡して窓口で処理を行い着金の確認が取れるまでは30分程度、遅いと1時間くらいかかるのが通例です。この「待ち時間」は結構長いもので、世間話や物件に関するお話などをしながら時が過ぎるのを関係者全員で待つことになります。案件によっては無言の状態で時間が過ぎることもありこの時間がとても長く感じることも。。

 

今回利用した銀行(ローンセンター)は比較的新しいローンセンターで、銀行の支店が建物内に併設されていません。このため窓口で伝票を処理することができません。以前はタブレット端末やPCで送金先の情報などを入力していましたが、現在はお客様のスマートフォンで処理を行います。

 

 

このやり方でスマートフォンで送金すると、ものの数分で送金先に着金します。

伝票処理で行う通常の決済に比べると時間は半分以上短縮される印象です。

早い!

素晴らしい!

 

紙を印刷したり、出納印を押印する作業もありません。

大げさですが「地球環境に優しい」ですね。

 

支店がないため現金が出せないとか、領収書を振込控えで代えるパターンの時にいつもとやり方が異なることになり関係者が困惑するとかいろいろ不都合もあるのですが、あの「無駄な」待ち時間が少なくなることだけでも非常に価値があると思います。

 

昨今は【DX】が叫ばれる時代です。

今後こうしたスマートフォンでの送金・決済は一般的になりそうな気がします。

 

ここ数年で銀行手続もだいぶ変わってきました。

我々もお客様の利益になるよう変化に対応していきたいと思います。

 

 

渡部

 

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