先週のお話しです。
お客様から『手塚さんのところで、この物件紹介できるの?』というお問い合わせが来ました。
早速どこどこのいくらの物件かレインズに掲載されているかを調べたところ
前回のブログで紹介した様な未公開の物件でした。 未公開1 未公開2
物件の内容としては山手線のとある駅より6分の売地 建築条件付き
土地がおおよそ4000万円 参考プランの建物がおおよそ2500万円 土地・建物で6500万円の物件です。
1.この物件は専属専任媒介の物件
専属専任の物件は5営業日以内にレインズに掲載する義務があります。
この業者はポータルサイトへの掲載が10月初旬ですが、
現在は11月中旬でレインズへの掲載はありません。
この時点で業法違反になります。
火~木まで社員研修の為、お休みという事で金曜日に物件確認をしたところ
悪業者:この物件は弊社に来たお客様のみにご紹介しており、他の業者経由ではご紹介しておりません。
私:えっ!専属専任物件で情報をレインズに出さず、囲い込みの物件って事ですか。
悪業者:はいそうです。
悪業者なので悪びれもせず、堂々と業法違反している事を言っています。
2.仲介手数料の過剰請求
今回の物件は土地の売買 建築条件付きの為
4000万円の3%+6万円の消費税 136万0800円が上限になります。
しかしこの業者はお客様に約200万円の手数料を諸費用概算に計上していました。
200万円の仲介手数料というと6000万円位になります。
ふと建物代を含めた6500万円で計算したところ217万0800円
電話でお話ししているお客様の言っている金額とちょうどです。
これが新築一戸建てで6500万円の契約になるのであれば問題ない契約ですが、
土地の契約と建築先が指定されている請負契約になるので
217万0800円の仲介手数料の請求は違法になります。
過去色々な囲い込み物件のお問い合わせを頂きましたが
これほどひどい会社は初めてです。
こんな法律を無視する様な業者とそれと一緒にやっている建築業者
さてちゃんとした契約書の作成や ちゃんとした建物の完成が出来るのか心配です。
仕事はキッチリ・クリーンにやりましょう。
不動産売買の仲介手数料が、売るのも買うのも《無料・半額》の【REDS】の手塚でした。