こんにちは。仲介手数料最大【無料】REDSの大橋です。
東日本大震災から10年が起ちました。皆様も感慨深い事と思います。
私は東京の職場で地震を経験しました。震度5.5弱でしたが、
電柱や車は大きく揺れ、立っていられなくなりしゃがみこんだ記憶が
あります。
自宅まで歩いて5分でしたので無事に帰れましたが、帰宅難民となり
苦労した方も多かったと思います。
その後計画停電がはじまり、食材のストック問題や高層マンションでの
エレベーター問題もありました。
ライフラインは仕方がありませんが、まずは地震が起きた時に建物が倒壊し
圧死(第1段階)、建物半壊で身動きが取れなくなってしまう場合(第2段階)
その後の水災や火災によって命を失う場合(第3段階)が非常に怖いと思います。
日本では、震災があるたびに耐震基準が見直されてきました。
その中でも、第3者機関に地震への強度の検査を依頼できる制度が出来ました。
それが【住宅性能評価】と言われるものです。
現在、新しい住まいを建てる場合には、
★おおむね100年間に予測される地震に対して倒壊、崩壊しない程度。
の強度の建物を最低限建てなければなりません。
これでも強度は出ておりますが、今までの大震災の際【倒壊しない】ものでは
ありません。
住宅性能評価を利用し、最高ランクの耐震等級3を取得した場合。
★おおむね100年間に予測される地震の1.5倍の力に対して倒壊、崩壊しない程度。
となります。設計士さんも【倒壊しない】といえるお墨付きです。
ただし、木造の場合はデメリットがあります。
複雑な構造(スキップフロア、吹き抜け等空間の自由度が減る)が難しくなります。
マンションですと、柱や梁が大きくなる可能性があります。
それでも、、、
住宅の購入をご検討している方は、ご家族がいる場合が多いと思います。
団体信用生命保険に加入し、ご自身が亡くなった時にご家族様が路頭に迷わない様
お考えの事と思います。
お住まいも地震に備え【耐震等級】について今一度考えてみてはいかがでしょうか?
中古物件でも耐震強度を上げるリフォームが可能です。
安心が手に入れば日々の生活にもゆとりが出ると思います。
震災から10年、被害者の方へのご冥福をお祈り申し上げます。