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堀 茂勝(宅建士・リフォームスタイリスト)

購入は煽らず、売却は囲い込みせず、寄り添います。

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公開日:2023年1月24日

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皆様こんにちは。

首都圏の一都三県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)で不動産仲介手数料「無料」「割引」で注目されております、不動産流通システム【REDS】エージェント宅建士堀 茂勝ほり しげかつです。

 

下記は、本日の朝刊の記事です。

『最強寒波予報「10年に1度の低温」』

なんて、あんまり見かけない、すごい警戒文句です。

 

本日24日から、あさって26日にかけて、全国的に警戒が必要だそうです。

 

読売新聞 朝刊 2023/1/24

 

車を運転する方は、冬用タイヤや、チェーンを必ず準備することをおススメいたします。

 

我々不動産業者でよくあるのは、こういう極端に寒い日、雪の日などに、販売中や賃貸募集中の物件の物件の給湯器を破裂させてしまう事!

特に空室物件は要注意!
ブレーカーを切っていると、給湯器の中の配管が破裂します!

 

参考写真:アイハウスの不動産塾より

 

氷点下になると水は凍って膨張します。

飲み物が入ったペットボトルを凍らせて、膨張してパンパンに膨らんでしまったのを見たことがあるのではないでしょうか。

ペットボトルは膨張して変形しても、なかなか破裂しませんが、水道管や給湯器の配管などは、膨張すると破裂してしまいます。

それを防ぐために、いまの給湯機のほとんどには、氷点下の日には内部の凍結防止のヒーターが作動して、配管が破裂しないようにしています。

ですので居住中の物件では、そうとう古い給湯器でないかぎり、そんなには破裂しないものです。

 

しかしブレーカーを切ってしまうと、このヒーターが作動しないので、かんたんに凍結して破裂してしまったります。

販売中の空家物件や、空室中の賃貸物件は、要注意!

不動産業者は、販売中の空家物件や、空室中の賃貸物件を、とうぜんながらよく扱います。

空室の場合、ご内見の際にひとつひとつの電灯スイッチを付けたり消したりするのが手間だったり、退出時の照明の点け忘れたりがよくあります。

そこで、ブレーカーのオン・オフで点灯・消灯をおこなっていることがよくあります。

そんな物件で、凍結破裂がよくおこるのです。

 

現場に行ったら、噴水のようになっていた!

わたくしも以前に、アパートの空室の給湯器が凍結破裂したのに遭遇しました。

極寒の一夜が明けた朝、ご近所さんからの連絡で駆けつけてみると、上記の写真のようにすごい勢いで噴出していました。

まるで、噴水のようで、朝の陽射しが当たってキラキラと、それは綺麗な光景でしたっ!

水がかかり続けたところは、まるでつららのようで、それは見事なものでした!!

 

ゾッとするでしょ。きをつけましょう。

 

 

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最終更新日:2022年7月1日
公開日:2022年6月29日

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東京都では、東京都防災会議10年ぶりの見直し検討を進めてきた「首都直下地震等による東京の被害想定(平成24年公表)」及び「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定(平成25年公表)」について、その結果報告が6/25に発表されました。

「首都直下地震等による東京の被害想定」報告書

 

今回の被害想定では、避難所や自宅、職場でどのような事態が起きるか、時系列に沿ったシナリオを提示しているのが特徴です。

それぞれについて、「発生直後」~「1日後」~「数日後」~「1か月後」~の様子を想定して、
「常に最悪の状況を想定して、日頃からの備えを行いましょう。」と訴えています。

帰宅困難者をとりまく状況

 

「帰宅困難者、なお多数 タワマン増、高齢化で課題―首都直下想定」

この東京都の発表を、各報道機関は一斉に報じています。

特に台風19号の災害で、その危機管理の脆弱性が浮き彫りになった「タワマン」についても取り上げています。

マンガ・ドラマで人気の「正直不動産」でも、主人公があこがれる「タワマン」

成功者のステータスとしても、取り扱われたりします。

タワマン

しかしタワマンを購入する方も、いまは「災害対策」がどうなっているのかを、しっかり確認していらっしゃる事と思います。

まして、高齢者がお住まいになる場合、停電や水道が止まったあと、どれぐらいの期間で「トイレ」や「エレベーター」が復旧するのかは、生死を分けることになりかねません。

いつまでも復旧できない場合、「避難所」から自宅の「タワマン」に戻ることが出来ないばかりではありません。

短期間に「タワマン」が林立したエリアでは、そもそもそれだけの「タワマン住民」を受け入れられるだけの「避難所」のキャパが無いかもしれません。

 

家探しの時に、「災害」時の生活をイメージしてみましょう!

新居探しについて、住みやすさや快適さ、周辺商業施設などの便利さなどは十分吟味されると思います。

それに加えて、高層階をご希望される方は特にですが、「危機管理」も検討項目に加えてみて下さい。

避難

地震、豪雨水害、津波、富士山噴火。 不気味に現実味が帯びてきている昨今。

危機管理としては、単にハザードマップを見ておくだけでなく、「子供たちの世代では、一生のうちに、必ず来る大災害」という観点から、
どんな状況になりうるのかも想像してみることは、家族の命を守るうえで大切なことだと思われます。

 

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最終更新日:2022年7月1日
公開日:2022年6月22日

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最近、「連節バス」が増えているようです。

「連節バス」とは、列車のように連接部分のあるバスで、長さが一般のバスの約2台分あるバスのこと。

日本では、1985年の「つくば科学博」のシャトルバスで本格運用されましたが、実は当時の法律では一般道路を走ることが出来なかったらしく、指定した道路やレーンのみ走行する条件で、特別に認可されたものらしいのです。

普通の路線バスに初めて導入されたのは、10年以上経った1998年に、千葉市の幕張地区とのことらしく、先日ちょうど幕張のご案内に行った際に、わたくしも見かけました。

 

その後、「神奈川中央交通」が、大学キャンバスや大規模事業所と駅とを結ぶ路線で、神奈川県の藤沢市や、厚木市、東京都の町田市などにルートを広げてきている様子。

横浜市2020年7月から横浜ベイエリアに導入し、横浜駅~山下ふ頭(いま「動くガンダム」の GUNDAM FACTORY YOKOHAMA がある場所)を往復しています。

 

じつは、この連接バス」が、ますます増えていくようです。

 

「運転手不足」「路線バス利用者減少」が深刻になっている昨今、乗車が多い路線に「連節連接バス」を導入することで、同時に何台も運行しているバス路線の台数を減らせれば、余った運転手をほかに回すことが出来、ほかのバス路線の減便にブレーキをかけることができます。それに「連節バス」は目立つため、「走る広告塔」として、広告収入も期待できます。

 

実は「横浜市」の、特に「青葉区」は、非常に「高齢化」が進んでいるエリアです。

このエリアは「東急田園都市線」と「小田急線」が結構な距離離れて「平行」に走っており、この間にある広い住宅地エリアをつないでいる主要な公共交通機関が「公共バス」なのです。

介護とバス

しかし、少子高齢化によるバス利用者の減少や、運転士の慢性的な不足もあり、維持することが課題となっていました。

そこで今回、「横浜市」と「東急バス」とが協定を締結し、2年後の「連節バス」導入を予定して、試験運行をはじめました。

連接バス(横浜市)

 

将来的には「東急田園都市線・横浜市営地下鉄」の「あざみ野駅」から「小田急線」の「新百合ヶ丘駅」まで、横浜市営地下鉄が延伸することが決まりましたが、2030年開業を目指すと言っているものの、従来の計画と実現の差を考えますと、本当に利用できるようになるのにはもしかしたら20年前後かかってしまう可能性も否定できません。

その間、存続が危惧されている「横浜市青葉区北西部」においても、ぜひこの「連節バス」に頑張ってほしいものです。

 

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最終更新日:2022年6月17日
公開日:2022年6月16日

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6/5に放映されました「NHKスペシャル」のTV番組を見ました。

いつ逃げる!どこへ逃げる‼

いつ逃げる? どこへ逃げる?

6/15に、日本全国が「梅雨」に入りました。

H30年の西日本豪雨令和元年の台風19号令和2年の7月豪雨・・・。連続して水害が起きており、今年もまた「水害」が起こる危険性が叫ばれております

不動産の購入や転居を考える時にも、「水害のリスク」は非常に意識すべき項目ですので、ぜひこういった番組や情報はご覧になっておくことをおススメいたします。

 

さて、この番組で取り上げられました、NHKの特別サイト「全国ハザードマップ」は、期間限定の特設サイトでありながら、良くできていました。

ぜひ、実際に使ってみてはいかがでしょうか。

 

自宅と、ご実家の場所を調べておこう!「全国ハザードマップ」

NHK「全国ハザードマップ」

 

使い方は簡単。

地図を開いて、じぶんの調べたい場所を探します。住所を入力して検索も可能です。

NHK「全国ハザードマップ」の使い方

 

洪水時の最大浸水想定「浸水深」を見てみよう!

たとえば、おしゃれな世田谷マダムに人気の「二子玉川」エリアを見てみましょう。

こちらは、台風19号で浸水したエリアとして、逆の意味でも有名になってしまいました。

地図を見てみますと・・・

二子玉川エリア

こちらのように、二子玉川駅周辺に浸水の危険なエリアが広がっており、駅から数百メートルの場所に「最大浸水想定10~20m」のエリアもあります。

住居と浸水深

上記の説明図は、国土交通省の「浸水シミュレーション検索システム」での説明図です。

単なる図として見るのではなく、想像力を働かせてください!

浸水深が3m以上で1階部分が水没してしまいますが、2階へ逃げれば助かるかもしれません。

しかし5mを超えると、2階でも危険ですから屋根へ逃げなくてはなりません。

でも、さきほどの10m以上を想定されたエリアでは、おそらく3階建の戸建は、水没してしまいます。

のんびりと家の中にいることは危険です。河川反乱の危険があれば、すぐに高台や高い建物に逃げる必要があります。

避難

ターミナル駅の近くにも「土砂災害特別警戒区域」がっ!

危険なのは、水害だけではありません。

熱海の土砂崩れがありましたように、「土砂崩れ」も、非常に危険な脅威です。

下のハザードマップは、いま駅前再開発が進んでいる、東急東横線「綱島」駅の近くの図ですが、駅のすぐ近くに「土砂災害警戒区域」「土砂災害特別警戒区域」が点在していることがわかります。関東平野の中心の23区にはあまりありませんが、川崎横浜など坂が多い地形のところには、かなり密集しています。

 

溝の口駅、横浜駅、鶴見駅など、大きな駅のすぐ近くにも、こういった危険なエリアがあります。「いつもよく買い物に行く場所だあ!」という方は、この「全国ハザードマップ」でチェックしておいて、もしその周辺で買い物をしているときに地震やゲリラ豪雨などにあった際には、すぐにどこへ逃げたらいいのか、考えておくことも、命を守るうえで非常に重要です。

 

災害列島「命を守る情報サイト」NHK

 

 

 

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最終更新日:2022年9月12日
公開日:2021年9月17日

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最近のブログでは「内水ハザードマップ」から始まって、ハザードマップのワンストップサイト「重ねるハザードマップ」「わが街ハザードマップ」など、防災に関するポータルサイトを紹介してまいりました。

いままで、各自治体ごとに独自の取り組みで広報していたために、使い勝手が悪かった「防災情報」が、これらによって、格段に使い勝手が良くなったことを実感しはじめたところでした。

 

そんな流れにタイムリーな記事が9/11の読売新聞夕刊に掲載されました。

 読売新聞9/11夕刊 「防災デジタルプラットホーム」(仮称)創設! 

 

読売新聞夕刊210911記事

こちらの記事によりますと、今月9月に発足したばかりの「デジタル庁」が協力して内閣府で作成し、2024年度にも運用開始を目指すとの事です。

 

現在の①「総合防災情報システム」は、中央省庁の職員のみしか接続が出来ない。

そこで、同様の情報を国と自治体が情報共有できるシステムとして研究開発された基盤的防災情報流通ネットワーク」(ながっ!)は、「一つしかない茨城県つくば市内のサーバーが停電などで被害を受けた場合、システム停止して自治体との情報共有できなくなる恐れがある」と、こわ~い状態。

防災のためのシステムが、災害時に使えないのでは、なんとためのシステム?

そこでこの①②の二つのシステムを、国・地方自治体・自衛隊などで一元化して共有できるシステムにするのが「防災デジタルプラットホーム」なのです。

防災避難

SNSに投稿された写真や動画も活用。

ドローンや監視カメラの情報の活用も強化したい。

ドローンの映像から、救助を求めている人を地図上に表示させたり、河川カメラの情報から氾濫予想地点を表示させたり・・・。そんなことを描いている、新しいシステム。

気象現象による災害が頻繁に起こっている昨今、1日も早く実現していただきたいものです。

 

そういえば、毎日かかさず見ている朝ドラ「おかえりモネ」も、気象現象と防災が一つのテーマ。

今週のタイトルは「伝えたい守りたい」。急激に発達して日本を直撃する台風の影響による災害の恐れを、いかに伝えて防災につなげるのか。気象予報士と報道スタッフの葛藤に、ドキドキしながら引き込まれてみています。

おかえりモネ

 

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公開日:2021年9月9日

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以前のブログで、横浜市・川崎市・東京都の内水ハザードマップについて取り上げました。

『それにしても、ハザードマップを調べるのにも、それぞれの区や市ごとに・・(途中略)・・「生活・労働圏」が複数の区や市をまたがっている私などのような人間にとっては、非常に使い勝手の悪い状況だと感じてしまうのは否めません。・・・』などと書いてしまいました。

大変失礼いたしました!

な・な・なんと、すでにこの欠点を克服している、すばらしいサイトがあったのです!!

さっそくご紹介いたします。

 

ハザードマップのワンストップサイト『重ねるハザードマップ』

まずは、下記のサイトがお勧めです。サイト名は『重ねるハザードマップ』

 

重ねるハザードマップ

 

このサイトさえあれば、全国どこでもワンストップに調べられます。上の画像は、REDSの横浜営業所の住所を入れて検索したところです。

「重ねるハザードマップ」の名の通り、「洪水」「土砂災害」「高潮」「津波」「道路防災情報」「地形分類」の情報を、切り替えたり、重ねたりしてみることができます。意外とレスポンスの良さが良いことにびっくり!

 

自治体ごとの詳細ハザードマップが簡単に!『わがまちハザードマップ』

より詳しいハザードマップは、やはり各自治体から入手しなくてはなりません。

いままで、それぞれの自治体のサイト(市役所や区役所など)で調べていたのですが、もうそんなこと必要ありません。

わがまちハザードマップ

「わがまちハザードマップ」で市町村を選べば、その市町村が掲載しているサイトに飛んで行ってくれます。

 

もうこれで、あっちこっちのサイトを検索する必要は、まったくありません。

 

一つだけ、ブックマークするとしたら、上記2つのマップを掲載している下記URLがおすすめです。

「ハザードマップポータルサイト」 https://disaportal.gsi.go.jp/

 

ぜひ、ご家族の皆様がいらっしゃるときにでも、

・自分たちが住んでいるところ

・学校や職場

・ご実家や、大事な方が住んでいるところ

を、見てみてはいかがでしょうか。

 

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公開日:2021年8月20日

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2回にわたって横浜市川崎市「内水ハザードマップ」についてご紹介差し上げましたが、それでは東京都はどのような状況でしょうか。

東京都では、23区と、それ以外の市町村それぞれ毎にハザードマップを整備しているようですが、「内水」に関しては従来の浸水ハザードマップに含まれている程度のままが、ほとんどの様子でした。本格的な整備はこれからのようです。

それにしても、ハザードマップを調べるのにも、それぞれの区や市ごとに、それぞれの思惑で(工夫を凝らして)ホームページの中に独自の構成で掲載しているものをバラバラに細かく見ていく必要がある現状では、「生活・労働圏」が複数の区や市をまたがっている私などのような人間にとっては、非常に使い勝手の悪い状況だと感じてしまうのは否めません。

 

そこで、もっと簡単に、「浸水リスク」を、だれでも確認することはできないものかと探してみましたところ、ありました!ありました。

浸水リスク検索サービス

まずは、上記タイトルをクリックして、実際に見てみてください。下記のように簡単に浸水リスクを見ることができます。

上の画面では大森駅のあたりを見ていますが、このように色分けだけでなく、画面の下半分で、実際にどの程度の深さの浸水が予想されるのかが一目でわかります。

 

ぜひいちど、いつも良く行く場所をみておいて頂ければ、イザというときに、どの方向に非難すべきかの判断に生かせると思います。

 

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