こんにちは
不動産流通システムの伊藤です。
先日、買い換えの際の住宅ローンにつきまして、ご質問いただきました。
お買い換えの際、自宅の売却をしてから、新しい住宅を購入するか。
新しい住宅を購入してから、自宅を売却するか。迷うところです。
現住居の売却先行の場合、売却の決済の終了後に、借り住まいして、新規に住宅をゆっくり購入するということで、分かりやすいですが、
買い先行の場合、先に新居に引っ越してから、現住居の売却を進めることになります。
その場合の新居の住宅ローンはどうなるでしょうか。
現住居の売却の利益が手元に入る前に、今の住宅ローンを払いながら、新居の住宅ローンを払いますので、一定の期間内は二重の住宅ローンとなります。
通常、住宅ローンのお支払いに対して、年収の割合が審査されます。
審査の対象となるお支払いは二重のものでしょうか。新居の住宅ローンのみでしょうか。
こちらに関しましては、金融機関によって、対応が異なります。
住宅ローンの支払いを二重になってしまった場合の支払いで審査する銀行、現住居のお支払いは考えずに、新居の住宅ローンの審査のみとなる銀行があります。
新居の住宅ローンの審査のみの銀行も新居のお引き渡しから、現住居の半年以内の売却を条件とする銀行、1年以内とする銀行、特に縛りのない銀行に分かれます。
売却期間に制限があると、ずっと希望の価格で市場に出し続けられる期間が短くなります。
上記につきましては各銀行のホームページには記載されておりませんので、都度、不動産屋さんに相談となります。ご年収や、売却の希望価格、残債、購入物件の価格も審査されます。
弊社は経験豊富なエージェントが揃っておりますので、ご希望に合ったご提案をさせていただけます。
お気軽にお問い合わせください。
お役に立ちましたら、幸いです。