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公開日:2018年8月25日

マンションの値上がり、値下がり

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8月も下旬に入り、涼しさを感じるようになりました。
時々昼はまだ暑いこともありますが、夜は特に涼しさを感じますね。
物件のご案内もしやすくなってきました。

 

 

物件をご案内する時、分譲時より値上がっている、値下がっている等の話も時々しますが、皆さんその情報をどのようにとらえていますか?

 

よく思いやすいのが、分譲時より値上がっている物件を、
「値上がっているから買ったら損だ。」
という事ですが、本当にそうでしょうか?

 

 

実はその情報は正しくはありません。

 

中古相場を基準に考えると分かりやすいですが、中古マンションを買うとき、周辺の類似物件の情報も当然見ますよね。
その中には、築年数も広く見て、新築も見比べて見ている人も多いのです。

 

つまり、中古相場は比較対象の新築マンションも中古マンションも築年、広さ、立地、間取り、設備等を見比べて購入するため、相場が大きくズレにくいのです。

 

逆にズレやすいのが新築マンションです。

 

新築マンションを購入する方は、結構新築限定で比べている人も多く、比べる新築マンションが近くにあまり多くないため、
比較が細かくできなく、相場がズレやすいのです。
好きなブランドマンションを購入するという方も多くいます。
(だから、テレビCM等でマンションのブランドだけを流すものがあるんですね。)

 

しかも資金に余裕のある資産家が、投資向けや節税対策で購入したりする事もあるため、周辺相場とかけ離れることも珍しくありません。

 

 

また、新築を売り出すとき、分譲会社の担当はそのようなズレを正確に把握する事が難しく、相場を誤り、安く出した時にはすぐに完売、高く出した時には多く売れ残る。という事が起こるのです。
(1期、2期、3期等分けて販売するのもそのためです。)

 

そのため、分譲時より高く売れているマンションは、実際はその価格が本当の価値で、その時買わなくてもずっと分譲時より高いまま推移する事が良くあります。
中古になったら相場は安定してくるため、大きくは変わりにくくなります。

 

 

分譲時より中古が高く売れている理由は、「新築時の価格設定が実際の価値よりも安かった。」ために起こる事が多いです。
もちろん全体的には金融緩和等、その他の要因で価格が上下することもあります。

 

中古は周辺物件と比較がしやすいため、是非比較して本当の価値を判断していきましょう。
実は価値がさらに上だったという事も良くあります。

 

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