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成田 育子(宅建士・リフォームスタイリスト)

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公開日:2024年11月8日

皆様こんにちは。REDSエージェント、宅建士の成田育子です。

秋なのに、25度と夏並みの暑さで、私は未だに衣替えもせず、半袖で過ごしています。涼しく過ごしやすい秋が訪れないのでは?と不安になりますね。毎朝、早朝犬の散歩をしていますが、半袖Tシャツで散歩できるのがいつまで続くかな?と思っています。

本日朝のフジテレビのめざましテレビで「世界で最もクールな街」というタイトルのニュース番組を目にしました。その街が「学芸大学」!

東京都目黒区に位置する学芸大学エリアが、英国の『タイムアウト』誌によって「2024年の世界で最もクールな街」の一つに選ばれ、世界38カ所の中で15位にランクインしているそうです。

学芸大学エリアは昭和の風景を残す商店街や個性的な独立系ショップが集まることで知られ、渋谷からのアクセスも非常に便利です。特に、昔ながらの庶民的な雰囲気が国内外から高い評価を受けています。今回はこのエリアに着目します。

学芸大学駅

(写真はイメージです)

学芸大学の街並みは昭和の風景が色濃く残る

学芸大学エリアの最も特徴的な要素のひとつは、昭和の面影を残した風景です。

最近はどこのエリアも商店街が減っている中、目黒区というオシャレな街のイメージとは少し違い、駅前の東口商店街、西口商店街を歩けば、どこか懐かしい雰囲気が漂い、時間を遡ったかのような感覚を味わえます。

特に、地元の人々に愛され続ける古い飲食店や雑貨店は、現代的な都市とは異なる温かみを感じさせます。この街並みは、急速に発展する東京の中で、どこか落ち着きをもたらす存在として評価されています。

昭和時代の古き良き日本の風景が、訪れる人々に安心感を与え、若者だけでなく、観光客にも人気が高まっているのです。例えば、昔ながらの和菓子屋や伝統的な技術を受け継ぐ職人の店が軒を連ねており、地域の文化を感じることができる点が魅力です。また、商店街の中には、昭和時代のポスターや看板がそのまま残っている場所もあり、当時の雰囲気をリアルに体感できます。

学芸大学エリアに多い個性豊かな独立系ショップの魅力

学芸大学エリアには、全国的に展開する大手チェーン店とは一線を画す、個性的な独立系のショップやカフェが多くあります。特に、若者に人気のあるヴィンテージアイテムを扱う雑貨店や、オリジナリティあふれるコンセプトのカフェが点在しており、訪れる人々に新たな発見を提供しています。これらの店はそれぞれ独自のテーマを持っており、ただ買い物をするだけでなく、店のコンセプトやデザインからインスピレーションを受けることもできます。

例えば、あるカフェではヴィンテージ家具に囲まれた温かい雰囲気の中で、店主が自家焙煎(ばいせん)したこだわりのコーヒーを楽しむことができます。また、別のショップでは、地元で作られたオーガニック食品や、エシカルな商品が販売されており、現代のライフスタイルに敏感な人々にも支持されています。これらの独立系ショップは、大手のチェーン店では味わえない個性と温もりを提供しており、若者たちが集まる大きな理由の一つです。

学芸大学エリアの交通アクセスの便利さ

学芸大学エリアが人気を集めるもうひとつの理由は、その抜群の交通アクセスです。東急東横線に乗れば、渋谷駅からわずか8分で到着します。特に、都内で忙しく働くビジネスマンや、ショッピングを楽しみたい若者にとって、この短時間でアクセスできる立地の良さは大きな魅力です。

さらに、学芸大学エリアは渋谷だけでなく、横浜方面へのアクセスも非常に良好で、週末には横浜や湘南方面に出かけることが簡単にできる点も人気です。利便性の高さが、若者たちのライフスタイルにマッチしており、通勤・通学にも便利なエリアとして支持を集めています。

学芸大学エリアは、駅から徒歩圏内に多くの魅力的なスポットが集まっているため、1日あればじっくりと散策できるコンパクトなエリアです。駅周辺には、飲食店やカフェ、ショップが密集しており、短時間でも十分に楽しむことができます。ショッピングを楽しみつつ、美味しいグルメを味わい、街の歴史を感じながら散策することができるため、若者だけでなく、カップルや家族連れにも人気があります。

このコンパクトさゆえに、週末の短時間の観光や気軽なショッピングにも最適で、都市部の忙しいライフスタイルにもフィットしています。さらに、徒歩で移動できる範囲内にあるため、交通費も節約できる点が、多くの訪問者にとってうれしいポイントとなっています。

最終的にクールな街に選ばれた訳は?

『タイムアウト』誌によって、学芸大学エリアが「世界で最もクールな街」に選ばれた大きな理由は、開発が進みすぎていないことで保たれた昔ながらの風情にあります。

多くの都市が再開発によって近代的な高層ビルが立ち並ぶ中で、学芸大学は古い街並みを守りながらも、若者たちに愛される新しいスタイルを提供しています。このバランスが非常にユニークで、他の都市にはない魅力として評価されています。

クールと一言で言っても「涼しい」「冷たい」「冷静な」「冷淡な」などたくさんの意味がありますが、1990年から「かっこいい」の意味が定着しているようですね。一度、学芸大学エリアを散策するのもいいかもしれませんね。

 

皆様からのお問い合わせお待ちしております。

 

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