住宅購入にあたって、物件価格以外に、いろいろな諸費用がかかります。
今回は、その中で、火災保険についてのお話です。
10年前の3月11日、東日本大震災。
記憶に新しいところで、1995年の阪神淡路大震災。
地震だけではなく、台風、ゲリラ豪雨などによる洪水被害。
近年、毎年と言っていいほど、自然災害に見舞われています。
人生で、最も高額なお買物であり、個人の大切な資産でもある、住宅の購入。
こうした、自然災害に対しての備えとして、加入する火災保険ですが
先日、火災保険の加入期間が、現行の10年から5年に短縮される見通し・・・との発表がありました。
立て続く、自然災害の被害により、保険会社の保険金の支払額が増大している為、
期間の短縮と、それに伴う、保険料値上げの見直しも行うのが目的なのだそうです。
元々、最長36年だった期間が2015年に前記の事由によって10年に縮められ、現在に至っていたのですが
さらに見直しとなり、5年ごとに保険料が値上げになる・・・かもしれないという訳ですね。
今年中に方針が決定し、来年後半に全保険会社にて適用となるそうです。
(現在、加入している保険については期間はそのまま引き継がれるとの事)
火災保険について、簡単に解説させて頂きます。
住宅用の火災保険、文字通り 火災による建物の損失を補償するものですが
補償の対象は、火災以外に、台風・雹害・落雷なども含まれます。
ですが、地震が原因で起こった火災については補償されません。
地震による損害をオプションとして補償付けるのが、地震保険です。
火災保険料は、保険会社によって、補償メニューや料金が異なりますが
地震保険は、国と保険会社が共同で運営しいるので、どこの保険会社でも共通になります。
火災保険と地震保険については、また機会を改めて投稿させて頂きたいと思います。
一部ではコロナ禍で、地価が下がっているとも言われている今日この頃ですが
コロナ収束後、バブルとは言わないまでも、現在より不動産市況が変わるのは明らかな所。
また、住宅ローンの金利もこの先、上昇に転じる可能性もあります。
加え、今回発表になった火災保険の加入期間の見直しなど
住宅購入をご検討中の皆様には、焦らずじっくり検討の上、お早めにマイホームを手に入れて頂ければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
不動産ご購入についてのご相談は、どうぞお気軽に
私 谷辺(たにべ)にお声掛け下さいませ。
( 直通ホットライン:080-7129-5660 ei.tanibe@red-sys.jp )