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公開日:2015年12月26日

「囲い込み」の防止策となるのでしょうか?

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こんにちは。

 

この処、あまり季節を感じるイベント事に参加していないので、季節の移り変わりを感じるのは気温の変化だけでしたが、気がが付けば、今年のクリスマス が終わってしまいました。

(来年は季節のイベントを入れる様にしなくては…)

 

あっ、そういえば 2週間前位から自販機で暖かい「お汁粉」を買う様になってました。

今までは「誰がこんな物を飲むんだろう?」なんて思っていましたが、いざ飲んでみると、けっこうイケます。

個人的には、隠し味の食塩で後口がさっぱりとした「アサヒ飲料」のお汁粉 がお気に入りです。

昭和25年創業の老舗製餡メーカー、遠藤製餡との共同開発商品だそうです。

皆さん、是非、お試しあれ!

 

 

ところで、昨今 問題になっていた「囲い込み」の予防策として、平成28年1月よりレインズ(宅地建物取引業者間の物件検索システム)で「取引状況の登録」制度の導入と「売却依頼主専用確認画面」の提供が開始されます。
「取引状況の登録」では、売却依頼主から媒介を受けている宅地建物取引業者が「公開中」、「書面による購入申込みあり」、「売主都合で一時紹介停止中」の3種類をレインズに登録し、レインズを利用する他の宅地建物取引業者が取引状況を確認できる様になります。

 

また「売却依頼主専用確認画面」では、媒介を依頼した物件のレインズへの登録内容や取引状況の確認ができるようになります。
これで取引の透明性を確保し、「囲い込み」の防止に役立つという事だそうです。

 

(国土交通省 報道発表 ページ)

http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000129.html

 

これで「囲い込み」は無くなるのでしょうか?

 

個人的には、手を変え、品を変えで、あまり無くならないと思います。

 

容易に想像できるのは、自分のところで買主のお客様を付けたい場合には、

他の業者へは「担当のスケジュールが合わないので、ご案内出来ません」と言って、

売主様には「今週は内見希望のお客様はいらっしゃいません」と報告する事です。

 

このシステムですと、上記の場合には、売主様は「囲い込み」を受けている事が分からないと思います。

 

「囲い込み」の防止するのであれば、他の業者がこの物件について、どういうアクションを取っているのかが、媒介業者の恣意性を排して分かる様にすべきではないでしょうか。

 

では、また。

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小野田 浩
(宅建士・リフォームスタイリスト)

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