こんにちは。
REDS宅建士の山澤壮史(やまざわ そうじ)です。
「アパートメントホテル」って??
聞きなれない言葉ですが今、このタイプのホテルの開発が加速しています。
コロナ前にビジネスホテルが乱立しましたが、開発業者により収益重視のため
1部屋は15㎡程度のシングルルーム主体の開発で、旺盛な観光需要で稼働は
維持していましたが、非常に狭いものでした。
コロナ後観光需要は必ず回復してきます。
円高のよい影響が観光客誘致に働きますが、この円高は外国人からすると
日本のホテルは安いという感覚になります。これまで狭い部屋に泊まっていた
欧米の外国人はこんなに安いなら少しいい部屋に泊まろうか・・・ということに
なり、少し高い(外国人からみると安くなっている)ミドルクラスのホテルへお客様が流れます。
これまでミドル層を拾っていたホテル側はアジア圏などの低価格のホテルを志向するお客様に
合わせればいいと考えるわけですが、そうも簡単でない事情があります。
実はアジア圏のお客様の平均来日人数は2018年で3.89人。これは韓国や台湾
も含めており、単純に東南アジアでは4人台に乗ります。
ビジネスホテルのシングルルームでは、1部屋に入らず二部屋になってしまうという
事情があります。ここに対応するため、でてきたのが「アパートメントホテル」
という新しいホテルです。大手不動産会社が相次いで開発を進めています。
次回へ続く・・・