地方制度改革とは、政府がそれぞれの地域の活動を能率化するために、国内をいくつかの地域に分割して一定の権限を与えることで、日本においては、明治政府が行った「廃藩置県」も地方制度改革の1つと言えます。

 

今でこそ47都道府県となっていますが、この廃藩置県が行われた1871年当時の行政区分は300以上あり、東京都も「東京府」という名前で11の大区と103の小区に分けられていました。

 

その後、1889年に日本橋や赤坂などの15区を行政区分とする東京市が誕生し、そして急激な都市化が進んだことによって、1932年には隣接する郡部が編入されたことで新たに20区が設置され、東京市は35区体制になりました。

 

今では東京都の中に23の特別区があるという二段階構造ですが、東京市があった頃は東京府の中に東京市があり、その下にさらにそれぞれの区があるという三段階構造になっていたので、少し複雑でわかりにくいですよね。

 

そして、第二次大戦中の1943年に都制が敷かれたことによって東京府は東京都になり、東京市は消滅し、戦後の1947年に35区が22区に統合され、板橋区から練馬区が分離したことで、現在の23区体制になりました。

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